【年末のご挨拶】「タニモク」の活動はこんなに、大きくなりました
こんにちは!「タニモク」プロジェクトリーダーの三石原士です。
2022年も終わりを迎えようとしています。みなさんにとって、どんな1年だったでしょうか。もし、「タニモク」による目標と行動で、少しでも人生にプラスになったという方がいましたら、大変うれしく思います!
今回は2023年に向けて、「タニモク」の活動の1年を振り返るとともに、来年の展望をお伝えしたいと思います。最後まで、お付き合いください!
2022年「タニモク」活動の軌跡トピックス
「タニモク」フェス:100人の人事担当者と「タニモク」を開催!
1月には、毎年恒例となった「タニモク」フェスをオンライン開催しました!2022年のテーマは、『多様性を、組織の力に変える』でした。
昨今は、社員一人ひとりのパフォーマンスを最大限引き出すうえで、あらゆる人材が力を発揮できる環境が求められています。一方で、長年声があがりつつもなかなか進まないのが「ダイバーシティ」であり、「女性活躍」推進です。
なぜ、女性活躍と言われ続けるのか。その課題の根本を深堀りするとともに、「タニモク」を用いた対話アプローチによって解決の糸口をみつける、ということが本イベントの主旨でした。
ここで得られた知見が活かされて、「タニモク」を提供するパーソルキャリア株式会社内では、女性のはたらきかたを支援するイベントとして「タニモク」を開催。「将来のキャリア展望がみえない」「一歩を踏み出す勇気がもてない」「時間に追われてしまう」という参加者に対して、「参加者同士の目標支援サポートによって前向きな気持ちになった」「前向きにチャレンジできた」という声をいただき、着実に成果につなげています。
「事」より「人」にフォーカスした対話設計を行っていることも特徴です。ぜひ、詳細記事もご覧ください。
「タニモク」の活動が「心理的安全性アワード2022」でSILVER RINGを受賞!
2021年の「WORK DESIGN AWARD」キャリア部門賞に続いて、5月に開催された「心理的安全性AWARD2022」では、SILVER RINGを受賞。心理的安全性AWARDは、株式会社ZENTechが開催する、"心理的安全で効果的なチーム・組織づくりへの取り組みを広く募集し、表彰し讃える祭典"で、2022年より開催されています。
株式会社ZENTechは、多様なチームや組織の心理的安全性づくりをサポートする過程で、一人ひとりのリーダーシップや勇気のある決断が周囲に大きな影響を与える実例を見てきたそうです。心理的安全性AWARDには、チームや組織づくりに悩む方の参考になるような取り組みを集め、社会へ還元したいという想いが込められています。審査員の方からは、以下のコメントをいただきました。
ワークショップを属人化させるのではなく、誰でも取り組める動画と台本にまで落とし、仕組み化した点や、実際に参加者が成果を挙げ始めた点、二人から始まったプロジェクトがアスリートや教育機関など、業界を超えて広まっている点も高い評価を得ました。
私たちの取り組みが心理的安全性を高め、さらには「新奇歓迎」因子という、"チャレンジを受け入れる土壌づくり"にも貢献していることを改めて評価いただきました。対外的な評価の高まりとともに、「タニモク」に関心を寄せてくださる人事の方が増え、多くのお問い合わせをいただくようになりました。
「タニモク」の活用事例の幅が広がった1年
2021年と2022年の受賞によって、活用される場が広がったのが2022年でした。「企業研修」や「チームビルディング」はもちろんのこと、「高校生向け」「コワーキングスペース向け」「アスリート向け」と、対象も広がり続けています。
私たちは、「もっといろんな方に体験してほしい」「目標をたてるといって意識高すぎと考えず、気軽に参加してほしい」と思っています。
そして、事例がたくさん生まれたことで、noteではまとめ記事も定期的に配信できるようになりました。みなさんが「タニモク」を開催した事例はこのように記事にまとめられますので、ぜひSNSやBlogで「タニモク」の実施内容や成果、感想などを発信していただけたらうれしいです。
2022年の飛躍。2023年のテーマは「キャリア・メンタリング」
コロナ禍で、新しい出会いやつながりが生まれにくい時期が長くありました。そのような中でも、「タニモク」はオンラインで気軽に開催できるメリットを活かして多くの出会いとつながりをつくり、新たな目標に向けて行動をするキッカケを提供してきました。
2023年は、このキッカケの質を上げ、みなさまにより一層「タニモク」を楽しんでいただけるよう、進化を続けます。そのコンセプトが「キャリア・メンタリング・ネットワーク」です。周囲に信頼できる関係を構築し、相談できる仲間を増やし、相互に行動を支援する輪を社内外に広げていきます。
私たちは、利害関係のないひと同士がつながり、目標をたてあうことで、自分自身の新たな可能性を見いだす場をたくさん見てきました。そして、継続的に実施することで関係性が築かれ、より深い対話ができることも確認しています。
実は「タニモク」プロジェクトリーダーの三石も、キャリアについての「タニモク」を継続的に実施し、1年を振り返って、次の1年の計画をたてています。メンバーが目標のサポーターとなり、行動にドライブがかかるんです。
「タニモク」事務局では、こうした自発的な「キャリア・メンタリング・ネットワーク」の効果を、2023年に探究していきます。ぜひ、ご興味のある方がいらっしゃいましたら、気軽にお声がけいただけるとうれしいです。
ただ、「キャリア」と聞くと、敷居が高いと思われる方もいらっしゃるかもしれません。誰もが自分の将来をよりよくしたいと思っているはずなので、固くとらえないでください。「自分をとりまくもやもやを解消したい」「ひととつながり、話をしたい」そんな前向きな行動を後押しするツールとして、「タニモク」をより進化させていきたいと思っています。
改めて、2022年も「タニモク」をご愛顧いただきまして、ありがとうございました。2023年も、より一層みなさまの役立つプログラムを開発/提供していきますので、引き続きよろしくお願いします。