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【御礼とハイライト】「タニモク」ラボ 第7回meetupのテーマは「働きがいワークショップ」 ~次回は1月17日(水)12時から13時!ラボ新年会を開催~

「タニモク」は3~4人1組で目標をたてあうことで、自分の活かし方をみつけるワークショップです。
イベント ▶マニュアル ▶目次 ▶活用事例

こんにちは! 「タニモク」事務局です。
2023年3月、“社員のキャリアオーナーシップの向上”をテーマに、キャリア対話の機会づくりとプログラム開発を行う共同研究の場としてスタートした「タニモク」ラボ。これまでに6回開催された「meetup」では、ナレッジ共有と会員同士の交流が行われており、前回はラボ会員限定で「タニモク」を実施。ラボ版の「モクサポ」(目標をサポートし合うコミュニティ)もスタートしました。

12月13日(水)に2023年最後となる第7回「meetup」が開催されましたので、今回はそのイベントの様子をレポートします。

▼これまで開催されたmeetupの様子はこちら
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▼「タニモク」ラボの概要とエントリーページはこちら


当日(12/13)のハイライト

ラボ会員同士の交流とナレッジ交換を目的とした「meetup」イベントは、会員のみなさんが参加しやすいよう「時間帯は12時~13時」「イベント時は出入り自由」「聴くだけOK」で開催しています。

第7回meetupのハイライトは2つです。
1:【ライトニングトーク】働きがいワークショップの解説
2:「タニモク」ラボ版 モクサポの感想シェア

1:では、「タニモク」の兄弟ともいえる「働きがいワークショップ」のポイントを、中村悟さんにお話しいただきました。

2:は、前回発足したラボ版「モクサポ」の進捗共有です。前回会員同士で「タニモク」を行った後、どのような行動につながったのかをシェアし合いました。


1:【ライトニングトーク】働きがいワークショップの解説

マインドフルネス・メッセンジャーとして活動されている中村さんは、「タニモク」歴5年、開催数10回以上。2022年に「タニモク」のフォーマットと働きがいを掛け合わせた「働きがいワークショップ」を開発しました。今回は実際の働きがいワークショップで使用されている資料をもとに、進め方や実施のポイントなどをご紹介いただきました。

(1)働きがいワークショップの目的

働きがいワークショップの目的は、「自分の働きがいを他人といっしょに見出す」ことです。「タニモク」ワークショップでは「現在から未来」にベクトルが向いていますが、働きがいワークショップでは、働きがいやエンゲージメントといった「自分の内面」に着目していることが特徴です。

働きがいが高い状態とは、仕事のやりがいが高く、かつ、働きやすい状態にあること。「Ikigaiフレームワーク」を活用し、他者の視点を借りながら「好きなこと」「得意なこと」「役立てること」を言語化することで働きがいを見出していきます。

(2)働きがいワークショップの進め方とポイント

ワークの進め方は、基本的に「タニモク」と同様です。3~4人が1つのグループとなり、1人あたり約25分の時間を設けて主人公(働きがいを考えてもらう人)の働きがいを考えていきます。

ここからは、通常の「タニモク」とは異なるポイントを解説します。

●ポイント:自分の状況を説明する(絵を描く)際のテーマを限定する

主人公が自分の状況を絵に描いて説明する際には、「夢中になった」「やりきった」「誰かのために」のいずれか1つを選択します。

●ポイント:他の人は、自分から見た「主人公の●●なこと」を考え、プレゼンする

通常の「タニモク」ではグループのメンバーが「私が●●さんだったら~」と主人公の立場になって目標などを考えますが、働きがいワークショップでは、エピソードから感じ取った主人公の「好きなこと」「得意なこと」「役立てること」「働きがい」を考え、プレゼンします。

●ポイント:主人公は「自分の●●なこと」をグループでシェア

最後に、主人公がメンバーからのプレゼンを踏まえつつ、自分の「好きなこと」「得意なこと」「役立てること」「働きがい」を記入。「見出せた働きがいはどのようなものか」「今の仕事とどうつながりそうか」などをグループでシェアします。

このように、働きがいを言語化することで、次の目標や行動設定がより明確になるそうです。

「タニモク」ラボ参加者からの質問&感想

Q.どのようなニーズがある人を対象に実施しましたか?

中村さん:「タニモク」の実施経験がないとワークのイメージもわかないですし、いきなり働きがいと言われてもピンとこないので、「タニモク」経験者であることを前提としています。その上で、参加してみたいという方に任意で参加していただきました。

Q.絵を描く際のテーマ設定には何か意図がありますか?

中村さん:生きがいを構成する3つの要素に持っていけるようなテーマを意識し、いくつかテストをした結果、よかったものを最終的に選びました。あくまで「働きがい」に焦点を合わせることを意図しています。

Q.働きがいワークショップの参加者からはどのような感想がありましたか?

小松さん(「タニモク」ラボ コミュニティマネジャー):モクサポでも、「タニモク」の後に同じメンバーで働きがいワークを実施しています。参加者からは、「価値観に触れ、より深くメンバーのことを知ることができた」「ワークの中では10分程度しか話をしていないのに、働きがいを見出せた/見出された感があった」「言葉の花束をプレゼントしてもらって嬉しい」というような感想がありました。

▼モクサポでの実施事例はこちらから

ライトニングトークの感想

●Ikigaiモデルを活かしているので、参加者にも納得感がありそうです。

●「働きがい」は目標をたてることに関心がない人にも入りやすそうなテーマですし、ニーズも多そうですね。

●「タニモク」のフォーマットでやるからコンパクトに実施できるし、自分の中で当たり前だったことを他者の視点を借りて自覚できる仕組みがよいと思いました。

●リフレクティングにも通ずるものがあるなーと感じました。働きがいをシェアすることで、チームワーク向上にもつながるのかなと。組織でやる場合にどの層・どんな組み合わせでやると効果的だろう、と想像しながら聞いていました。

meetup参加者からは、「ラボメンバーでもやってみたい!」という声もあがっていました。
現在、ラボ会員限定で働きがいワークショップの資料をダウンロードいただけるように検討中ですので、こちらの続報もお待ちください!


2:「タニモク」ラボ版 モクサポの感想シェア

前回のmeetupでは、「タニモク」ラボ版のモクサポが発足。「今回のmeetupまでに振り返り会を設定してみよう」ということになっていました。

ラボ会員さんからの感想の一部をご紹介します。

●自分よりもグループのみなさんが私の話したことを覚えていてくださり、言葉にしてくれて、1カ月前の想いを思い出すことができました。

●振り返り会までにやらなければという気持ちが、いい意味でのピアプレッシャー、行動動機になりました。

●やれていないことも含めてシェアできるので、行動を小さくしてみるなど、見直しの機会になりそうです。

「タニモク」では真剣に相手の話に耳を傾け、考える時間があるからこそ、主人公の話が記憶に残るのかもしれません。モクサポメンバーの存在が、よい意味で行動を後押しできたことも嬉しく思います。みなさんの今後の展開も楽しみです。


まとめ

生の体験をシェアし、相談し合える環境があることで、これまで「タニモク」ラボに参加いただいた方は、何かしらの知見をお持ち帰りいただけたのではないかと思います。

「タニモク」ラボでは、「Giver精神をもってGiveし合おう」「ラボ内の秘密を守る」「行動しよう(みんなでラボろう)」の3つを大切にしています。他の方に共有できるナレッジがないという方も、ラボでご自身の不安や悩みを打ち明けていただければ、それが他の方へのGIVEにつながります。「タニモク」の活用方法をもっと知りたい方、みんなと一緒に考えてみたい方は、ぜひご参加ください。

「タニモク」ラボの概要とエントリー方法は、こちらから。今後はフォーマットの開発にも力を入れていきたいと考えています。今年もいっしょに楽しくラボっていきましょう!今後とも「タニモク」をよろしくお願いいたします。


「タニモク」の台本や映写資料は、公式ホームページよりすべて無料でダウンロードできます。
友人同士や組織で「タニモク」を実施したいという方は、マニュアルをチェックしてみてください。
実際に「タニモク」を体験した後は、「#タニモク」をつけて感想を発信していただけたら嬉しいです。みなさんの投稿も楽しみにしています!

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