【御礼とハイライト】「タニモク」ラボ 第2回meetup開催!
こんにちは! 「タニモク」事務局です。
2023年3月に、“社員のキャリアオーナーシップの向上”をテーマに、キャリア対話の機会づくりとプログラム開発を行う共同研究の場「タニモク」ラボがスタートしました。先月好評をいただいた「meetup」イベントの2回目が開催されましたので、今回はイベントの様子をレポートします。
▼「タニモク」ラボの概要とエントリーページはこちら
当日(5/24)のハイライト
ラボ会員同士の交流とナレッジ交換を目的とした「meetup」イベントは、会員のみなさんが参加しやすいよう「時間帯は12時~13時」「イベント時は出入り自由」「聴くだけOK」で開催しています。
第2回を迎えたmeetupイベントのハイライトは、主に2つです。
1:ADKホールディングス加藤さんによる「タニモク」活用事例紹介
2:参加者同士の学びのシェア/お悩み相談
1:では、「タニモク」ラボ会員でもあるADKホールディングスの加藤さんから、オンボーディングでの実施内容と活用のポイントを、実際に使っている映写資料をもとに一つひとつ丁寧に解説いただきました。
2:は、ADK加藤さんの発表内容を受けて、参加者同士で学びと気づきをシェアしあう時間に。「タニモク」実施における悩みも含めて共有を行うことで、参加者同士の学びにつなげていきました。
1:ADKホールディングス加藤さんによる「タニモク」活用事例紹介
これまで「タニモク」活用について多くの場でお話をされてきた加藤さん。今回はさらに踏み込んで、実際に研修で用いている「タニモク」の「映写資料」をもとに、実施概要や流れ、ファシリテーションのポイントを詳細にご紹介いただきました。
▼加藤さんの活用事例記事:
【「タニモク」を新人の目標設定ワークショップに活用した時のポイント】
(1)目標設定の位置づけを明確にする
以下の流れでプチワークを行い、「具体的な目標をもつことで必要な行動に集中することができ、パワーを発揮できる」という体験を入れているそうです。
最初は目標も何もなくただ見るだけでパワーも集中できなかったが、何を目指すべきかが明確であるとパワーが集中できるという体験です。
これにより、目標をもつことの大切さを意識したうえで「タニモク」ワークに入ることができるそうです。
また、実際に使用されているスライドもご紹介いただきました。
▼当日に使われた「今日のゴールセッティング」のスライド例
(2)「タニモク」前の自己理解を深めるワークが大事
ADKでは、研修の前半に適性検査の結果を用いた自己理解ワーク、後半に「タニモク」を実施しているとのこと。特に適性検査のデータをまとめるだけでなく、「エピソード」を語ることを重視されています。「エピソード」を語ることで、そのひとの人柄などが伝わりやすいのだそうです。
(3)「タニモク」実施後のイメージ共有/期待値の調整
「タニモク」のワーク後にどのような状態になっていてほしいのか。過去に「タニモク」を経験した社員の感想コメントを事前に伝えることで、参加者が「タニモク」を通して、どんな気持ちや状態になるのかをイメージしやすくなるのだそうです。
「タニモク」導入の目的が「新入社員の自己肯定感と自己効力感の向上」「周囲との関係構築」だったため、そうした意図にそったコメントを抜粋しているそうです。
そのほかにも、「各ワークのプロセスごとにイラストを入れる」「行うべきアクションをスライドで丁寧に紹介する」など、参加者が迷子にならないような工夫をされていることが印象的でした。
質疑応答の時間では、加藤さんへ「提供されているスライドをアレンジしてよかった点は何か」「その後振り返りの機会は設けているのか」などの質問が飛び交い、盛り上がりました。
2:参加者同士の学びのシェア/お悩み相談
1:の事例紹介のあとは参加者同士でブレイクアウトルームに分かれ、加藤さんの発表内容を踏まえたそれぞれの学びをシェアしました。
終了後、参加者のみなさんからは、次のような感想コメントが寄せられました。
「粘土を使っていまの状況を表現するワークにチャレンジして失敗した」などそれぞれの実体験もシェアされ、共有の時間も大いに盛り上がりました。
meetupのよさは、参加者同士が現場の生の体験をシェアすることで、これから「タニモク」を実施される方、よりよくするために企画を立てている方、それぞれに学びがあることです。即実践に役立つ学びがあるイベントになりますので、もし、すでに「タニモク」を実施されている方で、もっと「タニモク」の活用方法を考えてみたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひ積極的にご参加いただけるとうれしいです。
「タニモク」ラボの概要とエントリー方法はこちらからお願いします!それでは、次回のmeetupもお楽しみに!