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【御礼とハイライト】「タニモク」ラボ 第3回meetup開催! 次回は7/27(木)開催!

「タニモク」は3~4人1組で目標をたてあうことで、自分の活かし方をみつけるワークショップです。
イベント ▶マニュアル ▶目次 ▶活用事例

こんにちは。「タニモク」事務局です。
2023年4月にスタートした“はたらくひとのキャリアオーナーシップ向上”をテーマに、キャリア対話の機会づくりとプログラム開発を行う共同研究の場「タニモク」ラボ。毎月開催されるナレッジ共有と会員交流の場「meetup」イベントも3回目を迎えました。1回目2回目に続き、今回もイベントの様子をレポートします。

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当日(6/22)のハイライト

ラボ会員同士の交流とナレッジ交換を目的とした「meetup」イベントは、会員のみなさんが参加しやすいよう「時間帯は12時~13時」「イベント時は出入り自由」「聴くだけOK」で開催しています。

第3回を迎えたmeetupイベントのハイライトは2つです。
1:パーソルキャリアの1時間バージョンの「タニモク」運営とポイントについて
2:「タニモク」ラボの今後の展望について

今回は1・2ともに、パーソルキャリアのダイバーシティ推進の取組みを「タニモク」開発者で「タニモク」ラボ長の三石原士から解説させていただきました。

1:パーソルキャリアの1時間Ver.の「タニモク」運営とポイントについて

これまで「タニモク」ラボに寄せられる希望に「タニモクをもっと短い時間で行いたい」という声がありました。そこで、今回は3人1組の場合でも最低2時間ほどの時間が必要な「タニモク」を1時間で実施する方法がシェアされました。主に活用されているシーンは、ダイバーシティ推進の取り組みです。

【「タニモク」1時間Ver.の運用ポイント】

(1)絵を描くワークは事前宿題にする
(2)発表する目標や行動を端的に説明する
(3)あえて消化不良にする

1時間Ver.では、一人あたりが主人公(=目標をたててもらうひと)になる時間が20分弱しかありません。そのため、絵を描くワークなどは予め宿題として渡しておき、参加メンバー同士の対話時間を最大化させることに注力します。

また、発表時間も短いことから、主人公への目標や行動提案は端的にポイントだけを伝えることとしました。ただ、どうしても相手に伝えたいことは多々出てきますよね。そこで活用するのが社内SNS(Teamsなど)。話したりなかったという消化不良の想いから、もっと話をしたいという気持ちをもってもらうことで、「タニモク」終了後に社内SNSでコミュニケーションをとる動機付けを行うことがポイントになるのだそうです。

参加者には事前に「ワークは時間通りに終わらないことがあります」「消化不良になるはずだから、相手に伝えたいことがあれば、社内SNSで交流してくださいね」と伝え、期待値を調整することが大事です。参加者に伝え忘れると「時間が足りなかった!」「準備不足では?」とワークショップの満足度にマイナスの影響が出るので注意が必要です。細かいところをケアするだけで、参加者満足度が大きく変わるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

三石からは1時間Ver.の運用ポイントを伝えるだけでなく、より「タニモク」の効果を高めるためのポイントも共有されました。それは、目標や行動のフォーマットを変えると質問も変わるということです。そうすると、お互いの内省を深める質問もよりシャープなものに変化すると言います。

1時間Ver.の運用ポイントを知った参加者からは、

業務の合間の研修やセミナーの企画の場合、「60分でやってくれ」とマネージャーから言われることがありますね。

という短時間開催への要望があることや、さっそく試してみたい!という期待の声が挙がっていました。

2:「タニモク」ラボの今後の展望について

2023年の「タニモク」ラボの活動に向けて、年明けに向けた活動の発表がありました。それが、「タニモク」ラボによるキャリア・メンタリング・ネットワークの実践書の発表です。

これまでも「タニモク」ラボの会員同士で情報をシェアし、持ち帰った後にそれぞれの現場で実践するメンバーが増えてきました。コンセプトに共感いただき、実践するメンバーがたくさんいることを心強く思っています。

こうしたナレッジはとても貴重で、これから続く未来の「タニモク」ラボ会員の財産だと考えています。そこで、成功事例だけでなく失敗事例も含めた実践知をまとめ、広く公開するプロジェクトを開始します。みんなで知見を集め、キャリア・メンタリング・ネットワークを世の中に発信していきます。

▼実践書例
「はたらく未来白書2023」/パーソルキャリア株式会社が事務局を務めるコンソーシアムより


ありがとうございました!

meetupにご参加いただいた会員のみなさん、ありがとうございました。最後に、参加者から挙がった声の一部をご紹介します。

今後「タニモク」を導入予定です。実施までをゴールとして考えていましたが、定期開催することを前提に、常に得るものや刺激を得られる仕掛けも考えていこうと思いました。(今回の感情をピックアップすること、他社の社員も交えた「タニモク」、オフライン開催など)

導入方法で悩んでいましたが、お話を聞いてもっと柔軟に考えてみようと思えました。まずは、興味をもってくれているメンバーからはじめてみたいです!

みなさんから、『「タニモク」をもっと会社内で実施したい』『組織に「タニモク」を広げていきたい』という声をいただき、とても嬉しくなりました。みなさんと「タニモク」ラボの実践書を発表できるよう、事務局もしっかり準備していきます!!

会員同士の交流あり、実践の共有ありと盛り上がった3回目の「meetup」! 次回は、会員からの「タニモク」実践のライトニングトークを行う予定です。

meetup参加のためには、「タニモク」ラボの会員になる必要がありますので、今回のレポートを読んで興味をもっていただいた場合は、下記のエントリーページから登録の上、ご参加くださいね。それでは、次回のmeetupもお楽しみに!

▼「タニモク」ラボの概要とエントリーページ

「タニモク」についてもっと知りたいと感じた方は、公式ホームページもご覧ください。
定期的に専任のファシリテーターが実施する「タニモク」を開催しているため、興味をもった方はぜひ体験してみてくださいね。