【活用事例】「タニモク」を介して目標をフォローしあうコミュニティ「モクサポ」
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【活用事例】「タニモク」を介して目標をフォローしあうコミュニティ「モクサポ」

こんにちは!「タニモク」編集部です。
noteでは「タニモク」を実施された方々にインタビューを行い、活用方法などをご紹介しています。

今回は、定期的な振り返りやフィードバックの事例として、「タニモク」を提供するパーソルキャリア株式会社内のコミュニティ、「モクサポ」についてお話を伺いました。

【お話しいただいた方】
・小松由さん
モクサポのコミュニティマネージャー。人事本部 組織人材開発部で組織開発を担当。パーソルキャリアのミッション『人々に「はたらく」を自分のものにする力を』やバリュー「外向き」「自分ゴト化」「成長マインド」を定着させていく取り組みを社内外に働きかけている。

・木下寛菜さん
モクサポのメンバー。モクサポ第3期生。2020年10月に「タニモク」へ参加したことがきっかけで自身のキャリアの可能性を広げることに。これまで営業1本のキャリアだったところから2021年4月に職種チェンジ。現在はパーソルキャリアの中途採用領域の企画職にて新たなキャリアをスタートしている。

・三石原士
「タニモク」のプロジェクトリーダー。 
2017年に「タニモク」を開発。ワークショップを通して年間1,000名超の目標設定に関わる。パーソルキャリアのミッションを推進するエバンジェリストとして、はたらく個人がキャリアオーナーシップを身につけるためのプログラム開発などに従事。

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モクサポとは?

ーはじめに、「モクサポ」とはどのような組織なのでしょうか?

小松さん:「モクサポ」とは「目標をサポートする」の略で、「タニモク」を介して、目標を支援しあう社内のコミュニティです。現在約70名が所属しています。

パーソルキャリアのバリュー(大切にする価値観)の1つに「成長マインド」があります。これは「周囲からのフィードバックを糧にして自己成長につなげる」「失敗してもいいからチャレンジをして、そこから学びを得る」「社員同士で学びあい、協力しあい、高めあう」などの要素があるものです。モクサポは、この成長マインドを高めていく取り組みの1つとして位置づけています。



モクサポ誕生のきっかけ、経緯

ーモクサポはどのようなきっかけで発足したのですか?

小松さん:モクサポの取り組み自体は、公的なものというより、私が個人的な想いで始めたものと言った方がよいかもしれません。もともと社内には「主体的に学ぶ場をつくる」という文化があって、お互いに学び合う場がいくつもできているんです。モクサポは、その中の1つですね。

まず、私自身が初めて「タニモク」に参加したのが2017年。人事部に異動したばかりで、一番悩んでいた時期でした。当時は対面でワークショップが行えていたので、「タニモク」で出会った方々とその後も3カ月に1回程のペースで、「目標どう?進んだ?」と近況報告をしあっていました。そこに救われたというのが、モクサポとの原点になっています。

「タニモク」は社内外で実施されていて、私自身も体験してよいものだったので、社内の「悩んでいて一歩踏み出せない」「今後のキャリアをどうしようと考えている」「自分のしっくりくる目標をたてられなくて困っている」という人に対して、一歩踏み出せる場を提供したいと思ったのがモクサポのきっかけです。

ーそこから、モクサポが生まれるまでの流れを詳しく教えてください。

小松さん:「タニモク」プロジェクトが正式に立ち上がった2018年当初は、三石さんがほぼ1人で運営をしていて、広報で何人かの方が関わりながら活動として広がっていく、という状況でした。
「タニモク」をもっと広げたいのに単純に人手が足りないという課題を三石さんから聞いていて、「ぜひお手伝いをさせてください」と「タニモク」の運営に参加させてもらったのが2019年のことです。

その頃、新型コロナウイルス感染症が急速に拡大したので、まずは「タニモク」のオンライン化を進めました。既に実施していたオンライン研修の知見をシェアしながら一緒にオンライン「タニモク」をつくったり、「タニモク」開催時のテクニカルサポートをしたりすることが増えていきました。

そうして社外に対する「タニモク」のバックアップをしていく中で、組織開発の施策としてすごく有効だなと思ったんです。組織開発の施策と言っても色々あるんですが、例えば研修をやるにしても、「研修をやって終わり」ではあまり意味がないんですよね。研修後も社員同士がつながったり悩みを相談しあったりする場が必要だと思ったとき、その解決策の1つが「モクサポ」でした。

『「タニモク」を行ったメンバーでつながりあい、目標をお互いに応援しあえるようなコミュニティを目指したい』と考えて、三石さんとも相談しながら、モクサポという組織を具体化していったのが2020年の8~9月頃です。

三石:「タニモク」はもともと対外的にやっていたものだったんですが、2020年7月に社員総会にあたる「MISSION VALUE AWARD」でファイナリストとして「タニモク」プロジェクトをプレゼンしたこともあり、社内でも関心をもってくれた人が増えていたんです。

私と小松さんの中では、目標をたてあった仲間との振り返りやフィードバックの機会を3カ月や1年に1回じっくり設けるなどしていて、「振り返りってとても大事だよね」というのはお互いの共通認識としてありました。ただ、今でこそ実証実験で効果検証を行い、しっかりとしたエビデンスを元にお話ができるものの、当時は感覚値でしかなかったので、見切り発車的に「コミュニティと振り返りって大事だよね。じゃあ社内でもやっていこう」という流れになりました。

小松さん:2020年10月頃からは、「タニモク」の効果検証をしていこうと、社内プログラムとして組織開発に効果があるようなワークショップを組み立てました。

1. 「タニモク」を行う
2. 1.と同じメンバーで「はたらきがいワーク」を行う
3. 1.2.とは違うメンバーで「タニモク」を行う

「はたらきがいワーク」とは、「タニモク」をアレンジしたワークショップです。まず、その人の「好きなこと」「得意なこと」「他人のために役にたてること」を切り口に、状況を絵に書きます。それをもとに「タニモク」のようにワークをしていき、最終的にはたらきがいを見出していくものです。

「タニモク」と「はたらきがいワーク」をやることでコミュニティの横のつながりをつくり、プログラムの前後でどれだけはたらく人の幸せ/不幸せ診断の結果が変わるか、という検証をしたんですが、「タニモク」の介入効果があったんですよ。

その結果も受けて2021年2月2日にモクサポ対談イベントを開催し、そこでモクサポの正式な立ち上げとなりました。

モクサポのあゆみ



モクサポの実施内容

ーモクサポの実施内容を教えてください。

小松さん:現在のモクサポの流れは、以下の通りです。

1. 「タニモク」を行う
2. 2週間後、1.と同じメンバーで「はたらきがいワーク」を行う
3. Microsoft Teamsでやりとりを行う(任意)

まずは「タニモク」を3人1組で行い、2週間後に同じメンバーで「はたらきがいワーク」を行います。時間はそれぞれ2時間半くらいですね。

「タニモク」と「はたらきがいワーク」をするところまでを私たち運営メンバーがサポートして、実施期間中や「はたらきがいワーク」の後は、Microsoft Teamsのグループでゆるやかにコミュニケーションを取ってもらっています。強制ではなく自律的に動いてもらうコミュニティにしているので、「1カ月後に話そうよ」というグループもあれば「久々だねって言いながら3カ月後にまた集まろう」というグループもあります。

ー現在の、と言うと?

小松さん:モクサポの正式な立ち上げの前後で、プログラムの内容が異なるんです。立ち上げ前のモクサポ(効果検証時)では、「タニモク」「はたらきがいワーク」「タニモク」で3回集まる機会があって、最初の「タニモク」と「はたらきがいワーク」は同じメンバーで行いますが、最後の「タニモク」はメンバーをあえてシャッフルして行っていました。

正式な立ち上げ後のモクサポは、月1回のペースでモクサポの回数を増やしていきたかったので、同じメンバーで「タニモク」と「はたらきがい」をやって完結、にしています。

それぞれのメリット・デメリットはありますが、立ち上げ前は同じメンバーと違うメンバーそれぞれと「タニモク」または「はたらきがいワーク」を行うので、深い相互理解ができます。その後メンバーをシャッフルして新たな気持ちで「タニモク」をやると、状況の言語化がさらに明確になり、自己肯定感や自信が身につくというのがメリットですね。

立ち上げ後のモクサポは同じメンバーで「タニモク」と「はたらきがいワーク」をやり、その先は皆さんでつながりあってください、としているので、コミュニケーションを通じてより深い関係になっていけるという効果があります。

ーモクサポ自体は、どれくらいのペースで開催しているんですか?

小松さん:月に1回程度の開催を目安にしています。1回あたりの参加者は、少ないときは6名、多いときは15名程度ですね。3名1組で行うので、3の倍数になるように運営が適宜バックアップに入ります。

ーモクサポのメンバーはどのように募集していますか?

小松さん:2つの方法があります。1つめはイントラネットで「モクサポの参加者を募集しています」「第●回モクサポをやるのでぜひ来てください」と告知して、それにエントリーしてもらう方法。もう1つは、口コミからの参加です。実は毎回参加者の半分が口コミなんです。回を重ねるにつれて、紹介で参加する方が増えているという印象です。
グループ拠点が地方にもあるので、参加者も九州から北海道まで、全国から参加しています。
 
三石:モクサポの規模をどこまで拡げていくか、というのは正直悩みどころです。モクサポは熱量が大切で、熱量が冷めて活動が停滞している集団ではあまり意味がないと考えているので、無理なく拡大しようねと小松さんと話しています。



参加者の声

ー木下さんはいつからモクサポに参加したのですか?

木下さん:「タニモク」を初めて経験したのが2020年10月、モクサポに参加したのは2021年2月です。「タニモク」に参加した効果というのは初回から感じていました。2021年2月にモクサポができるという連絡があり、『半年ぶりに違う人と「タニモク」をやってみたら自分がどんな風に変わっているんだろう』というのが気になって参加しました。

ー違うメンバーで改めて「タニモク」をやると、時間の経過以外にも変化があるのではないかと思います。初回(「タニモク」初参加時)と2回目(モクサポ参加時)で感じたことの違いを教えてください。

木下さん:継続学習のように、2回目の方がやり方がわかっている分、「より深く考えること」「振り返ること」に力を注げたと思います。それから、グループの中に経験者がいると、心理障壁が下がるんですよね。自己開示が早いですし、コミュニケーションの取りやすさを感じます。

ー違うメンバーで行う「タニモク」と、同じメンバーで行う「タニモク」。それぞれのよさはどのようなところにあるでしょうか?

木下さん:私は、違うメンバーで行う、というのがよかったです。違うメンバーで行うと、ある意味甘えがない。「わかってもらっている前提ではなくきちんと自分の状況を言語化する」ことや「わからない人にどう伝えるか」を意識することに価値を感じています。
一方で、同じメンバーでは、期間の成長やどんな風に変化したかをフィードバックしあえるので、それはそれでよかったとも思います。

ー「タニモク」やモクサポで同じグループだった方と、今でもつながりはありますか?

木下さん:差はありますが、さまざまな関わり方でつながれていると感じます。初回の「タニモク」のときはちょうどキャリアチェンジを考えていたのですが、同じグループだった方が親身に話を聞いてくださって、お話を聞かせてくださったりさまざまな方につないでくださったりと、ワークショップが終わった後も長くお付き合いさせていただいています。

小松さん:木下さんが話してくれた事例は目指す姿の1つだったので嬉しいです。木下さんは、そこからキャリアチェンジが実現したんですよね。

木下さん:そうなんです。「タニモク」で私と全く違う職種の方に話を聞いていただく中で、「木下さんって意外とこういう職種が向いているんじゃない?」と言っていただいて。当時、異動はしたかったものの、希望する異動先までは明確でなかったんです。そんなときに、選択肢の1つとして浮かびあがり、「もしかしたら自分にあっているかもしれない」と思いました。他人からいただいた言葉なので、自分に自信が持てたというのも大きいですね。

その後、社内で「こういうことに興味があります」と言ったら「私の目から見てもそういう素養があるかもしれないから、異動しよう」とどんどん話が進んで、今は半年前と全く違う仕事をしています。

ー表情が活き活きしていて、楽しく働いている様子が伝わってきました。小松さんから見て、他の参加者の反応や印象はいかがですか?

小松さん:やはり、参加したてのときは皆さんちょっと緊張気味ですね。はじめましての人も多いですし、今はオンラインでの開催なので、なおさらだと思います。開始時間が18時や18時半スタートなので、業務の状況によっては少しバタバタしている感じもあります。

後半では、笑顔が見えたり、穏やかな雰囲気だったりと、その場にいい意味で集中して臨めているという印象を受けます。仲間意識のような形で、その場にいる皆さんが「モクサポ同期だよねー」という温かい感じで終われているのは嬉しいですね。


モクサポ開催時の工夫

ーモクサポを実施するにあたり、事前の準備はありますか?

小松さん:通常の「タニモク」とほぼ同じです。オンラインでの開催なので、「紙とペンを用意してきてください」ということと、ZoomのURLを伝えて当日を迎えます。

当日の工夫としては、「タニモク」の前に『beの肩書き』という自己紹介を厚めにやります。「doの肩書き(何をやっている人か)」「beの肩書き(大事にしている価値観、在り方)」に紐づく自己紹介をしてもらい、お互いが深く関われるようにしています。

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出典:greenz.jp「doとしての肩書き、beとしての肩書き / 兼松佳宏」

その後は通常通りに「タニモク」をやって、終わった後に、任意ではありますが「Microsoft Teamsのコミュニティで目標を共有しあってください」と働きかけをしています。

ーそして2週間後に再び集まるのですね。「2週間」というペースは短いような気もするのですが…

小松さん:「タニモク」の最後のアウトプットで目標を書くときに、
・今すぐやること
・1週間後にやること
・半年後までに準備すること
も書きますよね。

モクサポを2週間後に行うと、「タニモク」で決めた「1週間後にやること」をやった後に「やってみてどうだった?」「2週間前と比べてどう?」という振り返りができるので、そこから「はたらきがいワーク」につなげます。

「タニモク」で目標を見出して、「はたらきがいワーク」でその目標をドライブしていくうえでの自分のはたらきがいに気付く。その後もMicrosoft Teamsでつながって、お互いにフォローできる体制ができればと思っています。

ーMicrosoft Teamsでは、皆さんどのようなコミュニケーションを取っているのでしょうか?

小松さん:Microsoft Teamsのやり取りは強制ではなく任意でやってもらっていることなので、それぞれのグループにお任せしています。

例えば、目標の紙をスクショして「これをやります」と宣言するグループもあれば、ひたすらコミュニケーションとって仲良くなるグループもありますし、もちろん仕事が忙しくて手つかず、というところもあります。

ーモクサポを運営するうえで、大切にしていること、意識していることはありますか?

小松さん:ファシリテーションをするときにはできるだけ枠をはずして、トーンをゆるく、かっちりやろうとしないことを意識しています。

社内でやることもあり、「かっちりした枠組みの中で」とか「今の業務の中で」と考えてしまうと、発想が狭まってしまってしまうんですよね。「タニモク」で出てくるアウトプットの目標が一般的な目標設定とあまり変わらなくなってしまうというのは避けたいと思っているので、場としてはできる限りゆるめて、発散できるようにしています。

モヤモヤや目標については、仕事のことだけでなくプライベートなことも大歓迎です、ということを強調して伝えています。参加している方は業務や仕事の仕方で悩んでいる方が多いので、プライベートな部分からも選択肢を広げていけるような問いかけや関わり方は結構意識していますね。


今後について

ー木下さんが、モクサポで得たものを一言で表すとどのような言葉になりますか?

木下さん:一言で…は難しいですね。でも、小松さんがおっしゃっていたように「枠を外して視野を広げる」という言葉がしっくりきます。「グッとがんばって視座を広げる」「無理をして広げている」という感覚ではなく、「ポンっと出る」「気づきを得る」という表現が近いです。

ー今後はモクサポをどのように活用していきたいですか?

木下さん:私自身は、今後も定期的に参加したいと思っています。モクサポは定期的に振り返りをすることで「自分がどれだけその地点から変わったか」「改めて振り返るとどう思うのか」というのを認識できる場なので、これからも自分を振り返る機会として使っていきたいです。

ーどのような方にモクサポに参加してほしいと思いますか?

木下さん:「アウトプットする場がなかなかない」「悩みまでではないけどちょっと意見がほしい」という方にお勧めしたいと思っています。直近では「異動したばかりでなかなか周りに話ができない方」「目標設定が自分のなかで落としきれていない方」にお勧めをしました。その方たちは「上司と振り返りをするのとはまた違うラフな感じで、おすすめだよ」と言ったら参加してくださって、「参加してよかった!気づきがあった!」という感想をいただきました。

ー小松さん、今のお話聞いていかがですか?

小松さん:とても嬉しいですね。モクサポは自律的な学びの場というか、みんなでつながって目標を応援しあって、いろいろな挑戦から学んでいく場になっていくといいなと思っているんです。

研修もそうなんですが、やらされ感が強いと学習効果が損なわれてしまうんですよね。「楽しい」とか「自分がこうなりたいからこれを学ぶ」という自分の内側から沸いてくるものだと、一番学習効果が高く、本人も楽しめるので、そのような場をたくさんつくりたいと思っていました。木下さんがまさにそれを体現してくれていることと、周りの方に勧めてくれているというのはこのコミュニティとしてつくりたい世界観の1つなので、立ち上げてよかったと改めて思います。

ー今後の課題はありますか?

小松さん:ポジティブな意味での課題というか、これから起こっていけばいいなというのは、コミュニティのメンバー同士が企画をたてたイベントや取り組みを増やしていくことですね。

現にいくつか生まれているものあって、直近では「タニモク」ファンミーティングを社内で開催する予定です。来月全国の拠点をつないで「タニモク」を行うというのを計画しているんですが、社内の「タニモク」では70名超えという、過去最大のイベントとなりそうです。
希望者を対象に、「タニモク」ファシリテーターの育成もやっています。私と三石さんが指導し、公式「タニモク」でファシリテーションできるよう学んでいる有志メンバーが現在6名。皆さん意欲をもって関わってくれています。

コミュニティの中から新しい取り組みに発展していく、派生していくという地盤ができると、その挑戦によってさらに学びや横のつながりを得られますよね。そうなったら組織開発担当としてはとても嬉しいですし、モクサポのコミュニティマネージャーとしてもありたいコミュニティの姿を実現できると思いますので、そこを支援していきたいと考えています。

ー最後に、この記事を見ている方にメッセージをお願いします

三石:小松さんが先ほどから話してくれているんですが、やらされ感があるものって続かないんですよね。ある程度自分にプラスがあって、やりたいと感じられるものが続くと思います。無理をしなくてもこのような場があって、自分の学びにつながること・気づき体験は得られます、というのがお伝えできたらと思います。

「タニモク」で何を一番学べるかと言うと、「自分のことがわかってくる」ということです。自分のことって意外とわかっていなくて、自分のことがわからないから行動の判断軸もないしできることもわからなくてモヤモヤしてしまうんですよね。
選択肢が増えることだけがいいことではなく、自分のことがわかるから、選択肢が増えることで自分で決めることができる。だから、相乗効果が生まれる。自分のことがわかるというのは、一人ひとりが自分のキャリアや働きかた、生き方を考え、行動していかなければならない時代背景からしても非常に重要なことです。だからこそ、参加されるみなさんが「タニモク」やモクサポのようなコミュニティを通して、自己理解を深めるキッカケになったら嬉しく思います。

小松さん:自己理解が深まり、自分の活かし方が見出せて、かつ、周りに助けあえるような仲間がいる状態を会社の中でつくれたら、組織開発としてもすごく素敵なことだと思います。本来はそうであってほしいのに、ともすると目標って「決めなければいけないもの」として無理矢理決めるとか、「会社のマストなことをやるもの」という設定になってしまうこともあるんですよね。そうではない目標のたてかたというのが、モクサポで見出せたら、と思います。

目標をサポートしあうことで、"気づいたら自分の・みんなの目標が達成できている"、という世界観をつくれるといいなと思っていますし、このモクサポの事例が、この記事を見てくださっている方の参考になれば嬉しいです。



「タニモク」編集部より

小松さん、木下さん、お話しいただきありがとうございました。「モクサポ」というコミュニティによって、「気づきが得られる」「自己理解が進む」「自分の活かし方がわかる」「横のつながりが得られる」など、さまざまな効果が生まれていることが感じられました。
強制ではなく、自主的・自律的に行われていくというのも素敵なポイントですね。
この記事が、定期的な振り返りの機会を設けたい方、コミュニティづくりに悩んでいる方の参考になると嬉しいです。


「タニモク」の台本や映写資料は、公式ホームページよりすべて無料でダウンロードできます。
友人同士や組織で「タニモク」を実施したいという方は、マニュアルをチェックしてみてください。
実際に「タニモク」を体験した後は、「#タニモク」をつけて感想を発信していただけたら嬉しいです。皆さんの投稿も楽しみにしています!

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