【イベントレポート】人事限定「タニモク」フェスを開催しました ~DAY1編~
こんにちは!「タニモク」編集部です。
2023年1月11日・12日、人事限定「タニモク」フェスを開催しました。今回は『「タニモク」で組織を活性化させる』をテーマに、オンラインで2DAYSにわたり実施。DAY1は「タニモク」を体験していない方向けのワークショップイベント、DAY2は「タニモク」のナレッジを共有する場としてゲスト企業に登壇いただき、具体的な活用方法や質問タイムを設けました。
noteでは、イベントの内容や参加者の声を、5つの記事でご紹介していきます。
今回は、DAY1の様子をお伝えします。
イベント概要
「タニモク」フェスの概要と流れは次の通りです。
司会は、両日とも「タニモク」開発者でプロジェクトリーダーの三石原士が務めました。
今回のテーマは『「タニモク」で組織を活性化させる』
今回は組織活性化をテーマに掲げました。「タニモク」がリリースされてから4年の月日が流れ、「タニモク」を継続している企業、団体、組織で多くの成果が生まれてきました。今では、オンボーディング、ダイバーシティ、シニアなど、研修の分野で広く活用されています。
「タニモク」を提供するパーソルキャリア株式会社では、目標をたてただけで終わらせない目標支援コミュニティ「モクサポ」が立ち上がり、社員のキャリア自律を支援する継続的な取り組みに発展しています。
「タニモク」が始まってからコロナ禍となり、世情は大きく変わりました。ワークスタイルではリモートワークが広がるにつれ、「組織内での関係性が薄くなっている」「組織としての一体感がダウンしている」という声が多く聞かれるようになりました。そんな中「タニモク」を活用していただいた企業や団体からは、「組織内の関係がよくなった」「仕事のパフォーマンス向上のきっかけとなった」といった嬉しい成功事例をたくさんいただきました。実際に継続的に「タニモク」を実施しているパーソルキャリア株式会社の実績は、「WORK DESIGN AWARD」「心理的安全性AWARD」の受賞につながりました。「タニモク」をリリースしてからの4年間で組織活性化を実現できたんです。
振り返ると2021年1月の人事限定「タニモク」フェスも「組織活性化」という同じテーマで開催しています。今回はあえて同じテーマを掲げることで、みなさんの歩みとともに重ねた経験、それぞれが得た学びを参加者同士でシェア。組織活性化につながるヒントがたくさん得られる場になることを願い、開催しました。
DAY1の概要
DAY1は「タニモク」プロジェクトについての説明の後、「タニモク」を体験することをメインに行われました。
「タニモク」&コンセプトの説明
「タニモク」ワークショップに入る前に、「タニモク」の説明が行われました。オフラインから始まった「タニモク」は、オンラインでも同様の効果を得られることがわかり、現在ではオフラインに留まらずオンラインでも活用の場が広がっています。「タニモク」を通して、前向きに働く人を増やし、目標をたてることで選択肢を増やし行動することを後押ししてきました。企業や学校、個人のコミュニティなど多くの場で実施され、それぞれの「タニモク」において創意工夫されることにより、たくさんの方の新たな行動が生まれてきました。
こうした活動から学ぶことを通し、「タニモク」では『キャリア・メンタリング・ネットワーク』というコンセプトを掲げています。
これまでの活用から、組織内において、「タニモク」をすることで身近な社員同士が最も大切なメンターになることがわかっています。ワークショップを実践することで、社員同士が目標をたてあい、選択肢を増やし、主体性を身につけ、行動とともに仲間を増やしているのです。シンプルでありながらパワフルなワークショップである「タニモク」が組織の活性化につながるシーンが、たくさん生まれています。
「タニモク」ワークショップの実施
ワークショップの進め方、ワークショップが盛り上がるためのTipsを説明した後、いよいよ「タニモク」が実施されました。今回の参加者は、「タニモク」初体験の方もいれば、経験者の方もいました。
フェスの対象者が人事限定だったこともあり、同じフィールドで働く人ならではの目線による目標や、逆にまったく新しい視点からの目標もあり、参加者からは満足の声が多く寄せられました。グループワークの最後には、それぞれがたてた目標をスクリーンショットに収め、ギフトしあう光景もみられました。また、せっかく結ばれたこの縁をSNSなど使って今後につなげたいという声もあり、大いに盛り上がりました。
参加者の声
「タニモク」フェスDAY1にご参加いただいた方の、感想の一部をご紹介します。
DAY1のまとめ
DAY1のワークショップ終了後には、コンセプト『キャリア・メンタリング・ネットワーク』と紐づけながら、「タニモク」がなぜ組織活性化に役立っているのか、説明がありました。
その理由として、「タニモク」はコーチングの対話の構造を模していることが挙げられます。ただ話しているよりも自分のことをオープンに話せ、お互いをより知ることができ、組織の活性化につながっているのです。
またこうした取り組みは、社員一人ひとりが働く幸せを実感し、パフォーマンス向上にもつながっているという結果が得られています。
最後に、初対面の方同士でも「タニモク」をすることでお互いの距離がとても近くなったと感じていただけたならば、ぜひご自身の会社や仲間と「タニモク」を行ってほしいという話がありました。「タニモク」は継続することでさらに効果が上がり、よいメンターメンティの関係構築にも有効です。ぜひワークショップを行い、新しい発見、気付き、有益な経験を積み重ねてほしいです。
DAY2編に続きます
翌日に行われたDAY2では、ゲスト企業に登壇いただき、具体的な活用方法をご紹介いただきました。実践共有会では、参加者から登壇者に数々の質問が投げかけられ、多くのナレッジ共有の場に。また2月から始まる「タニモク」の新しいプロジェクト『「タニモク」ラボ』についての紹介もありました。DAY2編もぜひご覧ください(2月上旬公開予定)。