【イベントレポート】人事限定「タニモク」フェス ~DAY2・全体編~
こんにちは!「タニモク」編集部です。
2023年1月11日・12日、『「タニモク」で組織を活性化させる』をテーマに開催した、人事限定「タニモク」フェス。DAY1編につづき、フェスの内容や参加者の声をご紹介していきます。
今回のDAY2編 その1では、2日目の概要、登壇者による活用事例と実践共有会の様子、「タニモク」の新プロジェクト紹介などをお伝えします。
DAY2の概要
「タニモク」を体験していない方向けのワークショップイベントとして行われたDAY1に続き、DAY2は「タニモク」のナレッジを共有する場として開催されました。司会はDAY1に続き、「タニモク」開発者でプロジェクトリーダーの三石原士が務めました。
まず挨拶とDAY1の様子が伝えられ、DAY2のメインとなる「タニモク」活用事例の紹介へと続いていきました。DAY2の概要は次の通りです。
ゲストによる活用事例&実践共有会
今回のフェスでは、「タニモク」を社内で活用した企業3社の事例を紹介しました。まず登壇者に事例を紹介していただき、その後事例毎ブレイクアウトルームにわかれ、実践について詳しくプレゼンテーション。ルームでは参加者からの質問に登壇者が答えながら、どのように活用されているのかディスカッションしつつ実践共有会が進みました。
実践共有会ではリアルタイムに意見を収集し発信できるプラットフォーム「Slido」を使い、参加者が自分の参加しているルーム以外の質疑応答についてもわかる展開に。Slidoを見ながら参加者は時間内であれば自由にルーム間での移動ができるスタイルで進みました。
【活用事例1】登壇:ADKホールディングス株式会社 加藤雄一郎さん。テーマ「オンボーディング」
新入社員の導入研修や若手のキャリア研修での導入事例を紹介していただきました。自己肯定感や自己効力感の向上、キャリア選択の場面に「タニモク」をどう活用していくのかなど話が展開していきました。加藤雄一郎さんによる活用事例の詳細と実践共有会の模様は、以下のイベントレポートからご覧いただけます。
【活用事例2】登壇:ダイハツ工業株式会社 住本裕司さん。テーマ「ミドルマネジメントから始める心理的安全性」
エンジニアとして長年の経験を積み、今年HRにキャリア転換した住本裕司さん。活用事例では、心理的安全性をテーマにお話いただきました。前所属部の1部門からスタートし、会社に認められるまでになった住本さんご自身による「タニモク」の活用例も交えながら、「タニモク」と心理的安全性の親和性、仲間づくりのコツ、工夫点などを紹介していただきました。住本裕司さんによる活用事例の詳細と実践共有会の模様は、以下のイベントレポートからご覧いただけます。
【活用事例3】登壇:パーソルキャリア株式会社 國分真里奈さん、加藤杏奈さん。テーマ「ダイバーシティ」
『すべての「違い」を、未来への可能性にするために。』と掲げ、DE&Iの取り組みとして、従業員の半分を占める女性を対象にダイバーシティを推進するパーソルキャリア株式会社。座談会を発端にスタートした「タニモク」の活用事例、モクサポの実施、短時間で開催した「タニモク」だからこそ可能になったコミュニケーションの継続などについてお話いただきました。國分真里奈さん・加藤杏奈さんによる活用事例の詳細と実践共有会の模様は、以下のイベントレポートからご覧いただけます。
新プロジェクト『「タニモク」ラボ』の紹介
フェスの最後には、「タニモク」による新しいプロジェクト『「タニモク」ラボ』が紹介されました。
「タニモク」は、コンセプト「キャリア・メンタリング・ネットワーク」に基づき、前向きに働く人を支援していきたいと願いながらワークショップを提供しています。現在では、多くの企業や学校、個人のコミュニティなどで実施。それぞれの「タニモク」において創意工夫されたナレッジが集まることで、活用の場を広げています。
そんな中、新たな課題が見えてきました。それは、「タニモク」の広がりとナレッジの相互シェアが比例していないということです。また、「タニモク」を活用してくださる方同士が交流したいという声も寄せられています。
そこで新しく生まれたのが『「タニモク」ラボ』です。創意工夫された「タニモク」のナレッジをシェアし、実践し、互いの現場をよりよいものにすることを目的としています。社員一人ひとりのはたらくオーナーシップの向上をテーマに、キャリア対話とプログラムを共同開発・研究する場としています。
研修など、活用の場に適したフォーマットによる「タニモク」を実践→アンケートへの回答→ナレッジ共有会に参加することが大きな軸となります。こうした取り組みを循環させ、得られた知見を『「タニモク」ラボ』で共有し、新プログラム開発につなげていきます。新プログラムもシェアしていくので、活用の幅がどんどん広がる仕組みになっています。
『「タニモク」ラボ』のメンバーならではのメリットもあります。
また、パーソルキャリア株式会社では、「タニモク」の技術的な研究・向上も推進しています。音声解析技術を用いたよりよい対話モデルや効果的なマッチングの検証なども進めており、こうした新しい知見も『「タニモク」ラボ』で優先的にシェアしていきます。参加無料です。みなさんのご参加をお待ちしております。
『「タニモク」ラボ』については、以下の記事もご覧ください。
参加者の声
「タニモク」フェスDAY2にご参加いただいた方の、感想の一部をご紹介します。
また実施後のアンケートにて、『「タニモク」を自社の取り組みとして、活用したいと思いますか?』との問いには、回答者の63%が「そう思う」、31%が「やや思う」と回答。みなさんの企業などでも「タニモク」を活用していただくことを期待しています。
「タニモク」の広がりとナレッジシェアを目指して
2日間にわたって行われたフェスには、延べ90名の方にご参加いただきました。
「タニモク」がリリースされてから4年。コロナ禍により私たちの働く環境は大きく変化し、組織内のつながりも変ってきました。そんな中、多くの方に「タニモク」を体験していただき、活用の場が広がってきたことを編集部としても嬉しく思います。
DAY1で行われた「タニモク」では、初対面の方同士でも大いに盛り上がりをみせていました。それぞれの目標をたてたシーンでは、参加者みなさんの晴れ晴れとした表情がとても印象的でした。
DAY2では、登壇者によるテーマ毎の「タニモク」活用事例が紹介され、「タニモク」の奥深さを実感しました。その後のルーム別による実践共有会では、多くの質問があがり、登壇者を含めた参加者同士が数多くのナレッジを共有できたのではないでしょうか。「タニモク」を活用した方たちのパワーを改めて感じた2日間でした。
読者のみなさんもぜひ「タニモク」をご活用ください。活用したら、ご感想やご意見をSNSなどで発信していただけると幸いです。『「タニモク」ラボ』へのご参加もお待ちしております。
今後もみなさんと「タニモク」の輪を広げ、多くのナレッジが共有できることを願います。よろしくお願いします。