「タニモク」ラボ設立!ナレッジ共有と実践を加速し、キャリア対話を当たり前にする
こんにちは!「タニモク」編集部です。
2023年2月、「タニモク」プロジェクトの新しい取り組みが始まります。それが「タニモク」ラボです。
「タニモク」ラボは、これまで「タニモク」プロジェクトに寄せらた声に応え、企業や団体などで実践されてきた「タニモク」の知見を集約し、みなさんとシェアし、新プログラムの開発と実践を進める共同研究の場です。今回は、この「タニモク」ラボの詳細についてお話させてください。
「タニモク」ラボの設立背景
他人に目標をたててもらうワークショップ「タニモク」をリリースしたのは、2018年9月のこと。それから4年が経ち、お陰様で、いまでは多くの企業や団体、学校で広く活用されるワークショップに育ちました。
活用方法も多岐にわたり、オンボーディングからダイバーシティなどの研修に始まり、社員合宿、キックオフなど、多様な現場で「タニモク」が活用されています。
「タニモク」を活用する目的は、主に「自分自身のキャリアを考える機会づくり」と「社員同士の関係構築」です。
ひとりで今後のキャリアや目標を考えていると、どうしても行き詰ってしまうことがあります。そのため、自分自身の可能性や将来のキャリア像を考える機会づくりとして「タニモク」が活用されています。そして、社員同士の関係づくりにも役立てられており、その成果も企業のオウンドメディアで紹介されています。
「タニモク」の利用がこうして広がることを嬉しく思う一方で、もったいないことがありました。それは、『各企業が工夫されている「タニモク」活用のナレッジがシェアされないこと』と、『活用企業同士のネットワークが生まれないこと』です。
これまで「タニモク」事務局にも「『もっとタニモクの活用方法を知りたい』『実践されている方とつながりたい』という声が寄せられており、企業ごとのナレッジを集約し、みなさんとシェアし、新たなプログラム開発を行い、実践知を高めていく場の必要性を感じていました。そうして誕生したのが、今回の「タニモク」ラボです。
「タニモク」ラボの概要/活動予定
「タニモク」ラボは“一人ひとりのキャリアオーナーシップの向上”をテーマに、キャリア対話の機会とプログラムをつくる共同研究の場です。そのため、「タニモク」ラボに参加されるみなさんといっしょに実践し、知見をシェアし、新たなプログラム開発を行う参加型の場になります。私たち「タニモク」事務局からの一方的な情報提供、ナレッジ共有ではなく、参加されるみなさんとこの場をつくっていきたいと考えています。
2月以降、企画している活動は以下のとおりです。
会員特権:
・これまで一般公開してこなかった、研修用途別の「タニモク」フォーマットを無償提供します。さらに、会員限定でグループ分けのコツや時間配分、実践後のフォローの方法など、運営体制や運用ノウハウも併せて提供。より効果的な「タニモク」運用が可能になります。
・「タニモク」ラボ会員限定のワーク(期初、期末の目標、振り返り)を実施します。社外の人たちと目標をたてあうことができるため、キャリア対話の幅がさらに広がります。
・会員限定のナレッジ共有会に参加ができます。これまで広くシェアされてこなかった、他企業の実践ナレッジや学び、自社での「タニモク」実践に役立てることができます。
会員登録条件:
会員登録の条件は、「タニモク」の活用がある企業や団体になります。
大変申し訳ないのですが、研修サービスを提供している企業や同業他社の方、個人事業主の方、「タニモク」を自社サービスへの誘導に活用するなど、ガイドラインに抵触する企業や団体の方は、ご遠慮いただいております。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
「タニモク」プロジェクトリーダーのコメント
最後に、「タニモク」プロジェクトリーダーの三石原士からのコメントをご紹介します。
「タニモク」は、一人ひとりのキャリアオーナーシップを育むとともに、自発的な行動とパフォーマンスを引き出します。これまで「タニモク」を提供しているパーソルキャリア株式会社でも検証を重ね、アワード受賞など外部の専門家からも評価をいただいてきました。
これからは、こうしたナレッジをみなさんとシェアし、企業、組織のエンゲージメント向上と社員や団体のみなさまのよりよいはたらくを実現していきます。ご興味のある方は奮ってご参加ください。
参考: