見出し画像

キャリア対話/キャリアメンタリングで組織を活性化!「タニモク」フェス2024を開催します!

「タニモク」は3~4人1組で目標をたてあうことで、自分の活かし方をみつ
けるワークショップです。
イベント ▶マニュアル ▶目次 ▶活用事例

こんにちは!「タニモク」編集部です。
2024年1月10日(水)、11日(木)に「タニモク」を活用事例の共有やワークショップの体験を目的にしたイベント“「タニモク」フェス”を開催します。

今年のテーマは、「1on1や研修だけに頼らないキャリアオーナーシップの向上」です。さまざまな企業で、一人ひとりがこれからの「はたらく」やキャリアを考え、選択し、行動するキャリアオーナーシップ支援の取り組みが増えてきました。一方で、制度や仕組みを整えても、なかなかキャリアオーナーシップの向上が進まないという声も聞きます。そこで今回は、「タニモク」を活用したキャリア対話やメンタリング活動を通して社員の主体的な行動を引き出す実践例をシェアし、議論する場を設けたいと考えています。


「タニモク」フェスとは

そもそも「タニモク」とは、パーソルキャリア株式会社が開発した、他人(タニン)に目標(モクヒョウ)を立ててもらうオリジナルワークショップ。使用する映写資料や台本はすべて無償で公開されています。


企業や団体、学校など、さまざまな場で活用ができるオープンソースのようになっていて、実施した企業や団体が「タニモク」のメソッドをアレンジするなど新しい広がりを見せています。こうした活用方法を持ち寄り、ナレッジをシェアすることで組織の活性化に役立てる、年に1度のイベントが「タニモク」フェスです。

今回のフェスでは、「タニモク」を組織やチームで活用したナレッジを共有しあうだけでなく、まだ「タニモク」を未体験の人に向けた「1年の年初めに目標を立てあう」イベントもあります。「タニモク」の良さを体感しつつ、ナレッジシェアでブラッシュアップも可能という盛りだくさんの内容となっています。

キャリアオーナーシップの向上をテーマにした背景

2024年1月のテーマは、「1on1や研修だけに頼らないキャリアオーナーシップの向上」です。終身雇用や年功序列といった日本特有の制度が徐々に変化する中で、はたらく一人ひとりが自分のはたらき方やキャリアを選択し、行動していくというキャリアオーナーシップを身につけていく必要性が叫ばれるようになりました。一方で、個人が主体的にキャリアや「はたらく」を考え、行動していくことには、まだまだ課題が多いと聞きます。

異動や副業の制度を刷新したけど、社員に活用されない。
1on1を導入したが、上司と部下のコミュニケーションが促進されない。
キャリアを考える研修を実施しているが、社員の主体的な行動に反映されない など

こうした課題を抱える組織向けに今回は、1on1や制度、研修だけに頼らないキャリアオーナーシップ向上のヒントを得られる場として「タニモク」フェスを開催することにしました。

「タニモク」フェス2024のプログラム内容

2024年の「タニモク」フェスは、2023年と同様に2DAYSで実施する予定です。

DAY1:タニモク未体験の方にぜひ!「タニモク体験イベント」

DAY2:ナレッジ共有会

■ゲストトーク「なぜ日本の従業員は学べないのか?」
    パーソル総合研究所 小林祐児氏
■キャリアオーナーシップの向上、社員の主体性を引き出す企業の実践例
    ① コクヨ株式会社
    ② 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)
    ③ パーソルキャリア株式会社

<DAY1>
初日は、「タニモク」の体験イベントです。まだ「タニモク」を体験していない方向けに、基本的な「タニモク」のワークショップを体験いただけます。「タニモク」を実際に体験することで、DAY2での活用方法がぐっと身近になります。「タニモク」を体験したことがないという方は、ぜひDAY2の準備運動と思ってご参加ください!

<DAY2>
2日目はナレッジ共有をメインに行います。
■ゲストトーク
「リスキリングは経営課題 日本企業の『学びとキャリア』考」の筆者であり、労働・組織・雇用に関する多様なテーマについて調査・研究を行うパーソル総合研究所の上席主任研究員の小林祐児さんです。なぜ、日本の従業員は学べないのか。変わらないのかを解説すると共に、社員のキャリアオーナーシップの向上におけるヒントをお話いただきます。

そして、キャリアオーナーシップの向上、社員の主体性を引き出す企業の実践例を3社ご紹介。

■1社目:コクヨ株式会社
新任管理職研修で「タニモク」を活用し、参加者から好評だったとのこと。「タニモク」を用いた対話型ワークを取り入れることで、コクヨ社の新任管理職研修がどのように変わっていったのかを伺います。

■2社目:JR東日本
2023年2月、「タニモク」をベースとしたキャリア開発研修を開始。対話の機会を作ること、未来のことを話すことの大事さを研修に織り込むとともに、同期の関係づくりの強化にも取り組んでいます。2月からの研修の変化も含めて、気づきをシェアいただきます。

■3社目:パーソルキャリア株式会社
2023年にダイバーシティ推進の取り組みを紹介しましたが、さらに取り組みを進化させています。ChatGPTを用いたコーチングプログラムを独自開発。社員が「タニモク」だけでなくChatGPTとの対話を通して個人の内省を促すなど、新しい取り組みと成果について紹介していきます。

また、「タニモク」フェスでは、実践例に登壇した企業と参加者同士がディスカッションしたり、質問したりできる双方向コミュニケーションイベントになっています。興味のある取り組み、自分自身が知りたいことについて率直に質問し、回答をもらい、ディスカッションにも積極的に参加ください。詳しい内容は、昨年の記事をご参照ください。

「タニモク」フェスのエントリーについて

「タニモク」フェスにご参加希望の方は、下記エントリーページから必要項目のご入力をお願いします。

年1回の特別イベントです!皆さまが所属する組織活性化に役立つ知見を持ち帰れるよう、スタッフ一同しっかりと準備をしていきますので、奮ってご参加ください。当日、お会いできることを楽しみにしています!

「タニモク」についてもっと知りたいと感じた方は、公式ホームページもご覧ください。
定期的に専任のファシリテーターが実施する「タニモク」を開催しているため、興味をもった方はぜひ体験してみてくださいね。