【イベントレポート】第1回ラボフェスを開催しました!
こんにちは!「タニモク」編集部です。
2023年3月にスタートした「タニモク」ラボ。8月23日(水)には、「タニモク」ラボ会員の実践事例から学び、実践に活かすための【ラボフェス】を初開催しました。
今回はラボフェスで行われたライトニングトークや質疑応答の様子などをご紹介します。
興味を持っていただいた方は、ぜひ「タニモク」ラボへのご登録をお願いします!
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イベント概要
「タニモク」ラボは、“社員のキャリアオーナーシップの向上”をテーマに、キャリア対話の機会とプログラムをつくる共同研究の場です。以下のことを大切にしながら、月に1度、【meetup】イベントを開催し、ラボ会員同士の交流とナレッジ共有を行っています。
通常のmeetupイベントは会員限定で行っていますが、今回はオープンセッションで会員以外の方にもご参加いただきました。事例を学びながら「タニモク」の可能性をお持ち帰りいただけるよう、素敵な活用をされているラボ会員の方にライトニングトークでお話しいただきました。
ライトニングトーク
【トーク①】園邊聖芳さん(日産自動車株式会社 生産企画統括本部 生産事業企画部)
ご自身も公式「タニモク」へ何度もご参加いただいている園邊さん。4月より生産事業企画部に異動になり、思考力や発信力を育成できるツールとして「タニモク」が有効なのではと考え、部内でトライアルを実施していただいたそうです。
当日は日頃関わりのないメンバー構成、かつ気軽に取り組めるよう、テーマを仕事と関係がないものに設定。随所に大きな笑いや感嘆の声が聞こえ、大盛り上がりだったとか。結論として、『思考力や発信力の育成ツールとしてはあまり効果が期待できないものの、配置換えがあったときのチームビルドや相互理解のツールとしては極めて有効』ということがわかったそうです。
その結果を受けて、新入社員同士の絆をつくるべく、育成担当スタッフのトライアルまで実施済みとのことでした。
【トーク②】加藤久代さん(京都岡本記念病院 地域医療連携部 部長)
5つの工夫でわいわい楽しくやることを意識したという加藤さん。心理的安全性が確保され、自分を出すことができたのでは、とおっしゃっていました。アンケートの満足度も非常に高く、「目標をたててもらった後に幸せな気分になった」「いろんな職種の方と交流を深めることができた」などの感想があったそうです。
3カ月後にアンケートを取った結果、目標を意識しているという方はそれほど多くなかったものの、「タニモク」が仕事に役立っていると答えてくださった方は多かったようです。
『違うメンバーで「タニモク」を実施してみたい』という声もあがっており、10月・11月には「とにかく楽しく過ごす100分間」として「タニモク」によるフォローアップ研修を予定されているとのことです。
【トーク③】三石原士(「タニモク」開発者/共創プロデューサー)
「タニモク」のプロジェクトリーダーである三石もライトニングトークに参加しました。現在、上記のコンセプトを実現するために生成AI(ChatGPT)の活用法を検証中とのこと。ChatGPTへのプロンプト(指示書)入力を実演しながら、「タニモク」と掛け合わせてうまくいきそうなこと/いかなそうなことを発表してもらいました。
試験者の意見も含めて現段階で導き出された結論は、『やる気を引き出すのは、ひとにしかできない』ということ。ただし、「タニモク」とChatGPTをうまく掛け合わせることで、ひとの前進や行動支援につながることもわかりました。
ChatGPTを用いた目標達成プランの描き方は、下記の記事でもご紹介しています。
【トーク④】谷口千鶴さん(ギャラップ認定ストレングスコーチ/スナックレモネードお手紙係り)
関西学院大学大学院の授業で「タニモク」に出会ったという谷口さんは、「タニモク」をきっかけとしてエフェクチュエーション実践サロン「スナックレモネード」の立ち上げメンバーに。スナックレモネード式の「タニモク」によって、参加者のアイデアをよりよいものにブラッシュアップしているそうです。
また、医療冊子に寄稿される際には、「もしものとき」について話し合う際に医療従事者と患者が立場を超えて話し合えるツールとして「タニモク」をご紹介いただきました。
主催されているコミュニティでは、誕生日月の方を集めて誕生日「タニモク」をプレゼントし、参加者の方にとても喜ばれているそうです。お話の最後には、「タニモク」は人生の拡張装置との名言をいただきました。
質疑応答・対話
続いて、参加者のみなさんには3つのブレイクアウトルームに分かれていただき、少人数だからこそできる質疑応答や対話の時間にあてていただきました。各ルームでは、以下のようなことが話題にあがったようです。
おわりに
ライトニングトークで発表いただいたみなさん、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
今回のラボフェスの様子は、まりんさんに素敵なグラレコにまとめていただきました。
「タニモク」ラボに興味を持っていただいた方は、ぜひラボ会員になっていただき、私たちといっしょに「タニモク」を実践していただけると嬉しいです。
以下より、エントリーをお待ちしております。