ChatGPTを用いて、目標達成に向けたプランを考えてみよう
こんにちは。タニモク編集部です。
「タニモク」に参加する方からよく聞くのが「目標をたてるのは難しい」という話です。
目標設定で大切なことは、目標(ゴール)を具体的に描き、現在地から目標までまでの実行計画をたてることです。しかし、目標(ゴール)を具体化することが難しく、モヤモヤしてしまう方も多いようです。
では、目標達成に向けてどのようにアプローチをすれば、達成に向けた具体的な計画が描けるのでしょうか。今回は、質問に答え、対話ができる流行りのAI「ChatGPT」を用いた目標達成のプランの描き方をひとつご紹介します。
目標達成フレームワーク「SMART」とは
目標設定に用いられるもっとも有名なフレームワークに「SMART」があります。「SMART」は、目標設定を成功させるために不可欠な「5つの要素」の頭文字をとったもので、下記の要素が指標になります。
◆Specific(具体的に)
具体的で、誰が読んでもわかる言葉で表現できているか
◆Measurable(測定可能な)
定量化して、数字で判断できるものになっているか
◆Achievable(達成可能な)
現状を踏まえて、達成可能な現実的な内容になっているか
◆Relevant(関連性のある)
自分の将来像やビジョンに沿ったものになっているか
◆Time-bound(時間制約がある)
目標達成の期限が設定されているか
(参考元)SMART(マネジメント)/Wikipedia
※各頭文字は出典ごとに変わります。ご自身の立場に合わせて修正してみてください。
SMARTを活用したChatGPTの投稿例
まずは、あなたが「タニモク」でたてた目標と行動について下記のようにChatGPTに記載し、実行ボタンを押してみてください。あいまいな表現でも大丈夫です。
指示書例
すると、ChatGPTが下記のように答えます。続いて「タニモク」で描いた目標と行動を記載し、実行してください。
実行すると、SMARTの5つの指標ごとに評価と不足している点を指摘してくれます。例えば、「Measurable(測定可能な)が不足している」という指摘があった場合、下記のように投稿してみてください。
ChatGPTは、不足している数字目標の箇所を項目だてて指摘してくれます。あとはご自身で穴埋めをするように、数字を入れていくとよいでしょう。同じようにほかの要素が不足しているようならば、
と投稿すれば、ChatGPTは必要な項目を挙げてくれます。上記を修正し、全体の具体化を進めたら、改めてSMARTのフレームワークで評価、不足点は指摘してくださいと指示してみてください。これで、より具体的な目標設定と行動のプランに仕上がっていくはずです。
目標の具体化よりも重要なことは、内側から沸き立つワクワク感
いかがでしょうか。ChatGPTを用いると、ひとりで考え、悩んでいるよりもずっと具体的な目標と行動を提案してもらえるため、より深く目標を落とし込んでいけます。
今回はSMARTのフレームワークを用いましたが、ほかにもより野心的な目標をたてたり、同僚や仲間からみても賛同できる観点などを追加したりするフレームワークもあります(※上記のWikipediaにも記載あり)。ぜひ、気になるフレームワークを用いて、ご自身の目標と行動を具体化してみてください。
目標や行動の具体化が進んだ時、もっとも大事なことは「達成したい!」とご自身が思えるかどうかです。ご自身の内側から沸き立つようなワクワク感を大事に、ぜひ目標設定を楽しんでいただけたらと思います。もし「タニモク」による目標設定と行動の具体化で「こんなやり方もある!」というアイデアや事例をお持ちの方がいましたら、ぜひ「タニモク」事務局にお知らせください!