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【御礼とハイライト】「タニモク」ラボ 第15回meetup「目標支援にAIを活用!」

こんにちは! 「タニモク」事務局です。“社員のキャリアオーナーシップの向上”をテーマに、キャリア対話の機会づくりとプログラム開発を行う共同研究の場としてスタートした「タニモク」ラボ。「Giver精神をもってGiveし合おう」「ラボ内の秘密を守る」「行動しよう(みんなでラボろう)」を守って、タニモクを活用する企業や団体の交流の場になっています。今回は2024年7月24日(水)に開催された第15回「meetup」イベントの様子をレポートします!今回は「目標支援にAIを組み込む『タニモク』」です!

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「タニモク」は3~4人1組で目標をたてあうことで、自分の活かし方をみつけるワークショップです。
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当日(7/24)のハイライト

ラボ会員同士の交流とナレッジ交換を目的とした「meetup」イベント。会員のみなさんが参加しやすいよう「イベント時は出入り自由」「聴くだけOK」で開催しています。

第15回は、「目標支援にAIコーチング活用」がテーマ。今回のハイライトは2点!

1)   タニモク×AIコーチングとは
2)  AIコーチングのメリット

    「メンバー自身が目標を具体化し、実行する」
    「管理職の業務軽減」

多くの企業・団体の方が頭を悩ます「目標支援」。「タニモク」では、AIで目標支援コーチングができるよう、プログラムを鋭意作成中です。今回はラボ長の三石がAIコーチングのテスト導入を行ったパーソルキャリアでの事例を話しました。


タニモク×AIコーチングとは

このタニモク×AIコーチング、初めてみなさんにお話ししたのは2024年1月に行われた「タニモクフェス」の中でした。

どんな方法で行ったのかについては上記の記事で詳しく書いていますので、今回はメリットを中心に詳しくお伝えします!

AIコーチングの概要

「タニモク」および、目標設定後の課題

「タニモク」で目標を考える機会になっても、すぐに行動に移せる人ばかりではありません。「目標を立てっぱなしで行動できていない」という人もいます。そこで、目標がより具体的な行動につながる支援が必要なのではないかと考えました。

<AIコーチングで行ったこと>

①目標の具体化を進めるプロンプト

漠然とした目標を具体的に行動に移せる状態にするプロンプトです。このプロンプトを開始するとAIから「最初に設定した目標」「一年後の目標」「直近一カ月の目標」を問いかけられます。その後、明日または今月など直近でどう行動するかを決めていく問いが続きます。最終的には、後の行動を実行できる「トリガー」を何にするかまで決められる設計になっています。

 ②禅問答プロンプト

「目標設定プロンプト」を受けた人から、「目標がまだ定まりきっていない人」が具体化するために掘り下げるプロンプトがほしいという要望がありました。そこで「問い続ける」禅問答のようなプロンプトを用意。

 <AIコーチングを受けた人>

タニモクを受けた後のパーソルキャリア内の有志 8人

 

受けた人の感想

①をうけた人

>>ポジティブな声
・自分の話したことをまとめてくれる。アウトプットを出してくれる。
・業務の目標でやってなかったところの振り返りができる。
>>ネガティブな声
・具体化は助かるが、なぜそう思うのか背景を説明してくれたらよかった。
・自分の考えに対して、どうしてそう思ったのかの前提や背景の理解がない。


 ②を受けた人の声

>>ポジティブな声
・思ったより話しやすい。
・要約しながら進めてくれる。
・「問い」を個人とやるとストレスと感じる人もいるのでAI相手だとやりやすい。
>>ネガティブな声
・「問い」が続くので、目標ができている状態でないと難しい。
・自分が考えにくいところを指摘してくれると助かる。

AIコーチングのメリット

大きく二つのメリットがあります。

メンバー自身が目標を具体化し、実行する

「タニモク」×AIコーチングは、「問い」によって行動目標を本人の力で具体的にしていきます。また、客観的なフィードバックなので、メンバーが自分自身について深く考え、自発的に行動を立てる手助けとなります。その結果、自己のキャリア目標達成に向けた行動を起こしやすくなります。また、AIの問いで次の行動が明確になることで、社員がそれぞれのキャリア目標に少しずつでも行動しているという自信にもつながります。このように、「タニモク」とAIカウンセリングを組み合わせることで、自分のキャリアを時間をかけて主体的に形にしていくことで、キャリアの自律性を高めることにつながっていくと考えています。

 管理職の業務負担軽減

通常の業務では、上司が1on1などを行って、メンバーのキャリア目標の取り組みの支援を行います。大事な時間ですが、「時間を確保するのが大変」という管理職が多いのも事実です。そこで、AIを活用して、メンバー自身で考え、行動できる状態にします。余白ができた時間を業務やチームビルディングなどに管理職は活用できます。管理職の業務効率が向上し、組織全体の生産性や、組織状態にも寄与すると考えられます。

 

まとめ

「タニモク」×AIコーチングは、管理職の業務負担の軽減やメンバーのキャリア自律性の向上など、そのメリットは多岐に渡ります。しかしまだAIコーチングは試験中のため、まずは「タニモク」から体験してみてはいかがでしょうか?毎月1回ある公式「タニモク」は、毎月下記ページから参加者を募集しています!