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一年の振り返りを「タニモク」で深める!人事図書館での2度目のワークショップ開催

こんにちは!「タニモク」編集部です。
2024年末、人事図書館で2回目となる「タニモク」ワークショップを開催しました。このワークショップには、18名の参加者が集まり、「タニモク」を通じて自分の一年を振り返り、未来への行動計画を立てました。その様子を詳しくご紹介します!

「タニモク」は3~4人1組で目標をたてあうことで、自分の活かし方をみつけるワークショップです。
イベント ▶マニュアル ▶目次 ▶活用事例

イベント概要

◆開催日時:2024年12月27日(金)
◆参加者:18人
◆開催方法:オフライン@人事図書館

<プログラム>
①自分の1年を振り返る(5分)
②模造紙に「自分の1年」について書く
②タニモク開始!(55分×3セッション)

 1)主人公が「今の状況」を簡単に説明する(10分)
 2)ほかの人が主人公に質問する(30分)
 3)ほかの人が主人公の「理想の姿」を考え、まとめる(5分)
 4)ほかの人が主人公に対してプレゼンテーションする(10分)

③自分の「理想の姿」をまとめる



人事図書館での2度目の「タニモク」ワークショップ開催

前回2024年9月の人事図書館での「タニモク」同様、今回もファシリテーターは「タニモク」開発者の三石原士が務めました。参加者は初めて「タニモク」を体験するという方が8割。みなさん、すこし緊張している面持ちで会場に集まりました。

まずは、三石から「タニモク」とは何か、何をするかをゆっくりと説明すると、参加者は少しずつリラックスしていくのが感じられました。説明が終わると参加者の席替えを行い、自己紹介をしました。
そして、ここから振り返りをテーマにした「タニモク」スタートです。実はこの「タニモク」は特別バージョン。(通常のタニモクはこちら)参加者が自分の1年間のトピックスを振り返り、それを基に未来への行動計画を立てるワークショップになっています。参加者はまず、自分の1年間のトピックスを模造紙に書き出してもらいました。いきなり模造紙に書き始めるのは難しいので、事前に5分間のシンキングタイムを設け、各々が自分のノートに一年のトピックスを書き出てからスタートしました。


具体的な対話で深まる理解

「タニモク」のワークが始まると、参加者は早速模造紙に自分の1年のトピックスを書き込み始めました。シンキングタイムを設けたので、どの参加者もスムーズに書き進めることができました。

各テーブルでは、最初の主人公を決めるために手を挙げてもらうと、あっという間に決まりました。

主人公への最初の質問は指定されていました。
「1年でもっとも印象的だったことを挙げてください」です。

▲質問のヒントを書いたスライド

さらに、その他の質問についても三石からヒントが提供されました。それは「なるべくコトへの質問(仕事内容や起きた事象、成果など)ではなく、その人の感情や価値観への問いかけをすること」。こういった質問を繰り返すことで、主人公の気持ちに寄り添った深い対話が生まれ、理解が深まっていきました。

今回ファシリテーターの三石は、参加者としても参加しており、一緒に「タニモク」をしていました。その際、こんな会話をしていたそうです。

三石「私のテーブルには、IT企業の人事担当者と人事図書館の吉田館長が座っていました。IT企業の人事担当者は、できるだけ現場に近いところで人事業務を行いたいと話していました。しかし、考えたり、企画したり、分析する戦略的な思考も強味だと感じました。さらには、自分のモチベーショングラフを見ると、新しい取り組みを始める時に特にモチベーションが上がることに気づきました」

そこで、現場の声をいつでも聞けるようにしつつ、経営に対しても戦略的な企画提案を行うことで、自身のモチベーションを保ちながら仕事を進めていけるという提案をしました。このアプローチが、彼にとって新たな視点を提供し、大きなインスピレーションにつながり。お互いがそれぞれの考え方やアプローチに新しい気づきをもたらしました。


▲三石のテーブルでのタニモクの様子


新たな気づきと行動計画

最後に、参加者は一年の目標と行動計画をまとめました。それぞれが心に留まったことをキーワードとして書き出すように伝えましたが、ほとんどの参加者が目標シートをしっかりと記入できており、ワークショップによって新しい気づきを得られたようでした。三石自身も、参加者の前向きな姿勢に感銘を受けたと話していました。また、ワークショップ後には、参加者同士で「もっと話したい!」と思う方が多かったようで、その後はそのまま食事に行くグループもあったそうです。こんなふうに目標をたてた仲間ができるのも「タニモク」の魅力といえます。

まとめ

今回の「タニモク」ワークショップは参加者の皆さんの熱意と協力により、充実した時間を過ごすことができました。今後も「タニモク」を通じて、より多くの人々が自己成長を実感できる場を提供していきたいと思います。

次回のイベントにご参加予定の方はぜひ、下記からご応募ください!