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ChatGPTを活かして「タニモク」の成果をより良くする方法

「タニモク」は3~4人1組で目標をたてあうことで、自分の活かし方をみつけるワークショップです。
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こんにちは。「タニモク」編集部です。
以前、ChatGPTを用いて目標達成に向けたプランをたてる記事を公開したところ、好評をいただきました。そこで今回は、他の活用方法について紹介します。

※この記事では、「ChatGPT」の登録や使用方法についての説明は行いません。
※「ChatGPT」には、会社や職務の機密情報を投稿しないでください。情報漏洩にあたるため、「ChatGPT」の使用は自己責任でお願いします。


ChatGPTの活用には大きく2つある

現在「タニモク」チームでは、「タニモク」を体験していただいた方にお願いし、ChatGPTを用いた目標や行動支援のテストを実施しています。その中で、大きく分けて2つのことをChatGPTに求めていることがわかりました。

ニーズ1:「タニモク」でたてた目標や行動を具体化したい
ニーズ2:自分のWILL(=やりたいこと)をカタチにしたい。掘り下げたい

ChatGPTの活用の検証について、開発初期の仮説では「より具体化したい」というニーズがあるだろうと読んでいました。そのため、目標の具体化のためのプロンプト(=ChatGPTへの指示書)を作成していました。

しかし、実際は「質問してほしい」「問いかけてほしい」というニーズも多くあることが明らかになりました。つまり、「タニモク」のワークショップでたくさんの質問や問いから自分自身の気持ちに向き合う部分を、ChatGPTにも求めているところがあったのです。そこで、大きく2つの支援プログラムを作成することにしました。


1:ChatGPTで、プランを具体化してみる

プランを具体化するためのポイントを説明しましょう。

ポイント1|ChatGPTと“対話”ができるよう、音声入力の準備をする

まず、ChatGPTへ質問する方法として、「音声入力」ができるように設定することです。タイピングではなく音声入力にすることで、さもChatGPTと対話しているような感覚で、直感的に話をして自動入力できます。また、音声の書き起こしとは異なり、言葉のブレもChatGPTが補正してくれる点も魅力です。

タイピングは直感的に思うことを即座に入力できません。タイピングに慣れている方も、ぜひ音声入力することをオススメします。

音声入力を行うためには、ブラウザへの拡張機能の追加など、いろいろと方法があるので、まずは音声入力の準備をしてください。

ポイント2|プロンプトの精度を上げる

次にプロンプトです。プロンプトについては、以前の記事で紹介していますが、さらに具体化を進めるときには「目標を達成するプランについて、足りない箇所があれば質問してください」と声がけするとChatGPTがSmartなどのフレームワークに沿って足りない点を整理し、質問してくれます。

また、一回でたくさんの点を指摘されすぎると対応しきれなくなってしまいます。そうならないために、質問の制約条件として事前に「足りない点をひとつずつ教えてください」「文字数200ワード以内で答えてください」など、設けましょう。こうすることでやりとりが細かくなり、対話がよりスムーズになります。

最後に「たてた目標と行動・期日を項目立てして、表組にしてください」と指示をすれば、一覧表で見やすく答えてくれます。


2:ChatGPTで、WILLを言語化してみる

もうひとつのChatGPTの活用法は、「質問や問いをたててもらう」ものになります。自分のWILL(=やりたいこと)について、自分自身が言語化できていなかったり、想いをカタチにできなかったりするところがあるので、とにかくChatGPTに質問を投げかけてもらうのです。

プロンプトは、以下のようなシンプルなものがより効果的です。

##役割
あなたは世界最高のコーチです。以下の制約条件のもと、テーマについて、最高のコーチングをしてください。

##会話の進め方
最初に自分がいま考えているけれど、もやもやしていることを話します。その内容を聞いて、質問をしてください。
了解していただいたら、イエスと答えてください。

##制約条件
文字数は、200文字以内でお願いします。
問いは必ず1つでお願いします。

##テーマ:(ここは自分で設定しましょう!)
例)私がほんとうにやりたいこと。

わからないときは「わからない」と伝えることが大切です。もやもやしていることも素直に話しましょう。考えすぎず、直感的に話して大丈夫です。


ChatGPTの活用で気をつけること

今日ご紹介した内容は、あくまで現在検証している途中段階のものです。ChatGPTを活用しようとしても、対話の途中で脱線し、得たい結果に辿り着かないこともあるでしょう。そういう点であまり期待しすぎずに、気軽な気持ちで活用してみるといいかもしれません。

「タニモク」を通して気持ちが高揚したこと、そしてChatGPTを介して自分自身で言葉にしてみたことは、必ずあなたの力になります。ぜひ、うまく活用してみてください。


ChatGPTを活用して感じた「タニモク」の有効性

ChatGPTを活用していて思うことは、「背中をグッと押してくれるのは、人の強み」だということです。ChatGPTを用いていい計画ができたとしても、勇気をもって踏み出そうという気持ちにさせてくれるでしょうか。この点に関しては、人には叶わないというのが、正直な思いです。

だからこそ、人の強みを発揮する「タニモク」が有効だと確信しています。ぜひ、新しいテクノロジーを活用しつつ、「タニモク」をさらに楽しんでください!

「タニモク」では、定期的に公式「タニモク」を開催しています。さまざまな年齢、業種の方が参加し、毎回ご好評いただいています。よかったら参加してくださいね。

また、職場やプライベートで「タニモク」を体験した方は、「#タニモク」をつけて感想を発信していただけたら嬉しいです。みなさんの投稿も楽しみにしています!

「タニモク」についてもっと知りたいと感じた方は、公式ホームページもご覧ください。
定期的に専任のファシリテーターが実施する「タニモク」を開催しているため、興味をもった方はぜひ体験してみてくださいね。

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