「タニモク」が大きく成長した1年になりました【年末年始のご挨拶】
2021年も終わりを迎えようとしています。仕事納めの方も多いのではないでしょうか。さて、2021年を振り返ると、「タニモク」が大きく成長してきたことを実感します。本記事では、この1年の「タニモク」プロジェクトを振り返るとともに、来年の展望をお伝えしたいと思います。最後まで、お付き合いください!
2021年「タニモク活動の軌跡」トピックス
「タニモク」フェス:100人の人事担当者と「タニモク」を開催!
1年のはじまりは、「タニモク」フェスからスタート。今回のテーマは「タニモクで、組織を活性化させる」。2020年からはじまったコロナ禍の影響で、私たちのはたらく環境は大きく様変わりしました。特に大きかったのが、リモートワークの浸透。自宅で仕事をする方も増えた一方で、「社員同士のつながりが生まれない」「孤独を感じるひとが増えた」「一体感がない」といった新たな課題に直面する企業、組織の方が増えました。そこで、オンラインでも提供していた「タニモク」体験会も併せて、これからの組織と組織エンゲージメントを深堀しつつ、「タニモク」ができる活性化を事例踏まえて紹介させていただきました。会は大盛況。このあと、実例をもとに「タニモク」を研修導入する企業も増えました。エンゲージメント×「タニモク」がつながった瞬間でした。
「タニモク」のコアメッセージが誕生
他人に目標をたててもらう、といいつつ、必ずしも目標をたてることだけに使われていないこともありました。学生同士では、「こんなこと、がんばったらどう?」というように、目標というより、興味・関心にフォーカスして、まずは行動しようというワークです。「タニモク」が愛されて、多くの場で使われるとともに、「タニモク」の価値の輪郭がぼやけてきたことを実感し、誰もが同様に「タニモク」のよさを伝えられるよう、コアメッセージをつくりました。
「タニモク」の価値は、他人の目を介して、自分の活かし方がみつかる、というシンプルに伝えることができ、これが「タニモク」プロジェクトに関わりたいという声が増えるキッカケになりました。いまでは、多くの方に『「タニモク」のよさは「自分の活かし方」が見つかるワークショップ』だと感じてもらえていると思います。
「タニモク」noteを開設
「タニモク」の活用事例がどんどん生まれ、プロジェクトリーダーの三石にその事例が数多く寄せられるようになってきました。一方で、その活用法や事例を紹介し、紹介する場がありませんでした。そこで、「タニモク」のnoteを開設。実はこれまでにもnoteには、主催した事例、参加した感想記事があって、その記事もキュレーションすることで、「タニモク」の情報を集約する場をつくりました。おかげさまで、編集部が発信するコンテンツだけでなく、多くの方が「タニモク」の開催した記事を発信してくれるので、みんなで「タニモク」を育てていける集いの場になりました。来年はもっと情報発信に力を入れて、「タニモク」の世界観を世の中に広げていきます。
「タニモク」ファンミーティングを開催
コアメッセージができ、ファンとのコミュニケーションができるnoteが立ち上がったことで、「タニモク」を広める仲間が集まってくるようになりました。それならば、みんなで事例紹介したり、今後「タニモク」をどう使っていくのかをみんなで考えたい!と企画したのが、「タニモク」ファンミーティングでした。「タニモク」が大好きなファンに感謝を伝えるとともに、集ったみなさんが交流をし、つながりを強くしたイベントでした。アンケートでも継続実施を強くお願いされたので、今後も定期的に開催していきます!!興味がある方はぜひ、次回ファンミーティングに参加ください!
「タニモク」事例が続々と集まる
ファンミーティングからたくさんの事例を紹介いただけたことで、これが多くの取材につながりました。それぞれが、それぞれの現場で「タニモク」を少しずつ改善することで、よりよい場がたくさん生まれていることがわかりました。こうした事例は取材させていただき、丁寧に記事化し、みなさんにお届けしていきますので、ぜひ楽しみにしていてください。また、「ぜひ、自分たちの事例も紹介してください!」という声がありましたら、「タニモク」公式ページのお問合せからご連絡ください!
「タニモク」×モクサポの活動がアワード受賞
パーソルキャリア内で実施していた社員向けコミュニティ「タニモク」×「モクサポ」がSmartHR社主催の「WORK DEDIGN AWARD」キャリア部門を受賞しました。1on1ではフォローしきれない個々人のキャリアやはたらくの悩み、将来のキャリアについて、社員同士が目標をたてあい、シェアし、行動を後押ししていくという取り組みです。エントリー時は、80名ほどだったメンバーが今では120名に増えました!!今回の受賞で興味をもってくださる企業様もあり、今後は目標をただたてて終わらせずに、個人のサポートからチーム、組織を変えていくプロジェクトに進化させていきたいと思います。
と、ざっと並べるだけでも、「タニモク」が大きく飛躍した1年でした。「タニモク」は、2018年9月にみなさんの前にお披露目させていただいて、数多くの方のアップデートを重ね、いまでは企業、学校、コミュニティ、海外とあらゆる場で「はたらく、未来を考える」キッカケづくりをしてきました。これまでは、パーソルキャリア内に留まっていたプロジェクトだったものが手元を離れ、「タニモク」の世界観に共感してくれるみなさんとつくりあげていくプロジェクトに進化した1年だったように感じます。だからこそ、2022年は企業の枠を超えて、この世界観をアップデートしていきたいと思います。すでにいくつか企画が進んでいます。ぜひ、「自分の活かし方」をみつけてもらう、そして一人ひとりがはたらく、生きることにワクワクできる世界をみんなでつくっていきましょう。
「タニモク」編集部 「タニモク」プロジェクトリーダー 三石原士