明日をちょっとよくしたい。それが「タニモク」が生まれた理由です
こんにちは。「タニモク」編集部です。
前回の【他人の視点を借りて目標の選択肢を広げよう。『タニモク』とは】では、他人に目標をたててもらうワークショップ「タニモク」で得られるメリットや活用事例をご紹介しました。
こちらの記事では、「タニモク」が誕生した理由をご紹介します。
さらに、
なぜ他人に目標を考えてもらうの?
無料でメソッドを公開している理由は?
と、よくいただく質問にもお答えしていますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
モヤモヤを感じること、ありませんか?
突然ですが、みなさんは、
とモヤモヤすることはありませんか?
どの世代でも、自分の将来や未来に不安を感じる方は多いと思います。一方で、そのモヤモヤをどうしたらよいのかわからない、何から始めればよいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
「タニモク」をつくった三石原士は、モヤモヤとしている時にこそ、
自分の方向感覚を掴み、動き出しのきっかけとなる「目標」が必要なのではと考えました。
「目標を設定することで行動のきっかけを作りたい」
「行動することで明日をちょっとでもよいものにしたい」
そんな想いから「タニモク」は誕生しました。
「他人に目標を考えてもらう」ことで前向きな一歩を踏み出そう
「タニモク」は、利害関係のない他人同士で3~4人のグループを作り、お互いに目標をたてあうワークショップです。
では、なぜ「他人に目標を考えてもらう」必要があるのか。
その答えは、他人と目標をたてあうことで、思いもよらなかった発想や視点を得られ、選択肢が広がるから。
自分だけで目標をたてようとすると、どうしても固定観念が勝ってしまい、可能性や選択肢を自ら狭めてしまいがちです。でも、他人に目標を考えてもらうと、他人の能力・観点・知識を活かせるため、自分だけでは気づかない視点が得られる。そして、目標をたてあったグループメンバーが背中を押してくれる応援者になり、「タニモク」によって新しいつながりが生まれることもメリットの一つです。
ここでポイントになるのが、「タニモク」は他人に目標の切り口を提供してもらう手段であり、目標を決めるのはあくまで自分だということ。
「タニモク」で提供された切り口を取り入れたり、着想を得て新しい切り口を生み出したりしながら、最終的に目標をたてるのは自分次第なので、納得感があり、軸がぶれることもありません。
他人の視点を借りて自分の選択肢を広げ、ワクワクする目標をつくり、行動してみる。
私たちは「タニモク」をきっかけとして生まれる「前向きな気持ち」と「最初の一歩」が、仕事や日々の生活へのモチベーションややりがいに繋がると信じています。
「目標」は「仮置きする」もの
「目標を設定する」と聞くと、「達成しなければ」「具体的に決めなくては」と、なんだか重く考えてしまう人もいるかもしれません。
確かに、目標は自分自身の指針や方向感として大切なものです。
しかし、目標をたてる意味は、「達成するためではなく自分が行動を起こすため」、もしくは、それを「コミュニケーションツールとして周囲の人にも動いてもらうため」にあります。未来のためではなく、今のためのアクションとして捉えてみてください!
そして、私たちは目標をときに「仮置き」として、最初はラフに、楽しく考えてもよいものだと考えています。仮置きしているだけなので、立ち止まって振り返っても、より小さなステップからやり直しても問題ありません!
目標をたてるにあたって大切なことは、大きな成長よりも日々の小さな変化です。
変化の激しい現代では、私たちも変化し続けなくてはいけません。
そのためには、「目標をたててみる」→「行動してみる」→「振り返ってみる」を繰り返していくことが重要だと私たちは考えています。
「仮置き」→「行動」→「振り返り」のサイクルを繰り返していくと、強みや弱み、得意なことや不得意なこと、好きなこと嫌いなことといった自分の価値観がわかり、少しずつ自分の在りたい姿がクリアになってくることで、それまで感じていたモヤモヤが晴れていきます!
そうして在りたい姿が見つけられたら、目標を「本決め」し、綿密な計画をたてて、行動してみると、今度はどんどん自分のありたい姿に近づき、新しい世界が広がるはず!
だから目標は最初から重くとらえる必要は全くないです。
まずは、自分がワクワクする目標を、楽しく・ラフに考えてみてください!
より多くの人に使ってほしい。「タニモク」はメソッドを無料で公開しています
「タニモク」公式サイトでは、「タニモク」を開催するためのマニュアルや台本を全て無料で公開しています。
その理由は、「より多くの人に『タニモク』を実施してほしい」「より多くの人に前向き行動するきっかけを提供したい」という想いがあるから。
「タニモク」のワークショップは自由度が高く、カスタマイズも可能なので、個人に限らず、たくさんの企業や学校でのワークショップで実施されています。コロナ禍などで対面での実施が難しい場合はオンライン開催用の運営マニュアルや台本も用意しているので、さまざまなシーンで自由にワークショップを開いていただけたら嬉しいです。
※「タニモク」のマニュアルや台本についてはこちらを御覧ください。
※「タニモク」を実施する前にサイト内の「ガイドライン」を必ずご覧ください。
モヤモヤから抜け出すための最初の一歩として、ぜひ「タニモク」をご活用ください。
また、「タニモク」をご活用された感想やご意見などを「タニモク」事務局まで教えていただけたら嬉しいです。
そして、ぜひこのnoteでも体験した感想などをご紹介させてください。