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「タニモク」はオフライン・オンラインどちらが効果的?

「タニモク」は3~4人1組で目標をたてあうことで、自分の活かし方をみつけるワークショップです。
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こんにちは。「タニモク」編集部です。
誰もが自分の可能性を信じて、前向きにはたらけるキッカケをつくる「タニモク」。β版を経て2018年に正規版をリリースし、現在に至るまでさまざまなコミュニティで広がり続けています。

コロナ禍により、2020年からはオンラインでの開催がメインでしたが、2023年1月以降は、徐々にリアルでの開催も行われるようになりました。

そこで、よく聞かれることが、『「タニモク」はオンライン、オフラインどちらの開催の方が効果的ですか?』という問いです。今回は、こちらの問いについて考えてみたいと思います。


「タニモク」のオンライン・オフラインのメリット/デメリット

結論からいうと、「タニモク」はオンライン/オフライン開催による効果の差はないと思います。ただし、オフラインとオンラインによって「タニモク」を開催するメリット/デメリットがいくつかあるので、効果以外の部分を考慮して開催方法を考えるといいでしょう。

オフラインの場合

オフラインで「タニモク」を行う際のもっとも大きなメリットは、参加者同士がより関係性を深めることができるという点です。「タニモク」のワークショップが始まる前や休憩時間、そして終了後の時間で、お互いに話したかったことをフランクに対話する機会をもつことができます。

ちょっと工夫をすると、主人公以外のひとが「主人公の目標を考える」ワークをしている間、各グループの主人公だけを対象に別の場所に集まってもらい、談笑するということも可能です。工夫次第で参加者同士の接点を増やせることがオフラインのメリットなので、存分に活かすといいでしょう。

ただし、オフラインにもデメリットはあります。場所や時間の制約を受けやすく、場合によっては場所代などのコストもかかりがちに。100名規模の大人数で実施する場合には場所代だけでなく、サポート/運営スタッフの増員など、思いのほかコストがかかることもあります。

オンラインの場合

オンライン開催の最大のメリットは、場所や時間に制限がかからないことになります。例えば、東京や沖縄、海外など遠方の方と一緒に「タニモク」を実施することも可能で、物理的な距離に制限されず、多様な価値観をもった方と出会うキッカケができるでしょう。

また、開催場所への移動時間などの配慮もオフラインに比べると少なくて済むこともポイントです。とくに大人数になる場合は、オンラインの開催の方が運営者サイドの負担が少ないことになります。

一方、デメリットとしてはオンライン上の行動が制限されてしまうことです。参加者同士の情報交換はプライベートチャットのみ。グループ以外のひとに声掛けする機会も乏しく、より多くの方との接点をもつことはオフラインに比べて少なくなってしまいます。また、通信環境の影響を受けやすいため、主催者もしくは参加者の通信環境が悪い場合は、スムーズな進行ができない可能性があります。最悪の場合、中止せざるをえないということもありえます。


まとめ

コロナなどの感染症により、これからも生活様式は常に変化をし続けていきます。「タニモク」を開催する際に、オンラインとオフラインどちらにしようか迷うことも出てくるでしょう。

今回ご紹介した通り、オフラインとオンラインの「タニモク」、いずれにしても参加者同士で得られる目標や行動の提案の質、イベント運営のクオリティがどちらかが劣ってしまうということはありません。開催のテーマや参加者、運営面の状況に合わせてメリット/デメリットが異なります。「タニモク」を行う際には、ぜひこちらを参考に、開催形態を考えてみてください。


「タニモク」の台本や映写資料は、公式ホームページよりすべて無料でダウンロードできます。
友人同士や組織で「タニモク」を実施したいという方は、マニュアルをチェックしてみてください。
実際に「タニモク」を体験した後は、「#タニモク」をつけて感想を発信していただけたら嬉しいです。みなさんの投稿も楽しみにしています!


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