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元旦にたてる1年の目標、ちょっと待ってください

「タニモク」は3~4人1組で目標をたてあうことで、自分の活かし方をみつけるワークショップです。
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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします!
さて、新年といえば、1年の目標をたてるタイミングではないでしょうか?
でも、少し待ってください。元旦に1年の目標をたてることには、実は問題があるのです。そこで2023年最初の記事は、「1年の目標」はいつたてるのがよい?というテーマでお届けします。


元旦にたてる1年の目標に問題がある理由

元旦に1年の目標や抱負を宣言することが問題な理由は、

「元旦は、誘惑が多い」

からです。せっかく1年の目標や抱負をたてても、実現のための行動を起こすのにもっとも不都合が多いのが、元旦なのです。

おそらくみなさんも、元旦は家族や友人たちと過ごすことが多いのではないでしょうか。「家族との団らん」「初詣」などの正月行事も多く、大抵は仕事や勉強をいったん脇に置いて、ゆっくり過ごしますよね。

そうすると、1年の目標をたて、SNSなどで投稿しても、どうしても2、3日もたてば、たてた目標や抱負も頭の隅っこになりがちです。結局、何も変化が起きないことになってしまいます。


目標をたてるタイミングはいつがよいのか?

では、「元旦」に目標をたてる、抱負を語るのが問題なのであれば、いつがよいのか。

結論からいうと、「具体的な行動ができるタイミング」であれば、1月でも、4月でも、10月でもいつでもよいと考えています。会社ではたらく人は4月、10月など、期の切れ目に変化があるため、そこで改めて目標をたててみるとよいでしょう。

大切なことは、

大きな成長よりも、日々の小さな変化。

とにかく、行動があってこそ、変化が起きます。せっかくたてた目標をしっかりと前進させるために、まずは「行動できるタイミング」で目標をたててみるようにしてみてください。この【タイミングを変える】だけでも、目標への行動のしやすさがグッと変わるはずです。


「タニモク」流の目標のたて方

もうひとつお伝えしたいのが、「タニモク」流の目標のたて方です。「タニモク」は利害関係のないメンバーの視点を生かして、自分の可能性を拓く選択肢を見つけるワークショップです。

一方で、「タニモク」を実施しただけで終えてしまうと、具体的な目標と行動が起きないままで終わってしまう可能性もあります。ですので、ぜひとも「タニモク」を実施したらそのままにせず、下記のようなプロセスに沿って行動してみてください。


1.「タニモク」を複数回、実施する。

「タニモク」で多様な視点から、目標や行動の選択肢を得るーーここでは、あくまで自分の選択肢をしっかりと認識しておくことが大切です。具体的な目標と行動について、じっくりと考える時間をとってください。

例えば、「タニモク」の開発者でプロジェクトリーダーの三石原士は、1年の目標をたてるときに、3人1組の「タニモク」を複数回実施して、1年の振り返りを行うとともに、メンバーに次の1年の目標をたててもらいます。その選択肢をみたうえで、自分で、1年後の具体的イメージを言葉にして、行動に落とし込むことをしています。


2.具体化した目標と行動を、自分をよく知るひとからフィードバックしてもらう

身近なひとに定期的にフィードバックをもらうことをステップに入れ込むことで、自分自身でたてた目標や行動が、よりよくなる可能性があります。

フィードバックを得ることで、グッと具体化することにつながります。三石は、毎年3人1組で実施している「タニモク」仲間がいるため、たてた目標に対し、彼らからフィードバックしてもらう機会をつくっています。


3.具体化したら、とにかく行動する

繰り返しになりますが、目標をたてることも大事ですが、とにかく行動を起こさないと変化は起きません。目標と行動が自分の中でイメージが固まったら、行動してください。具体的に動いてみれば、きっと具体的な答えが見つかります。

最後に。とあるビジネス系テレビ番組で、登壇されていたゲストの方がこんなことを言っていました。

ひとの限界は、能力ではなく「想像力」で決まる。

「ひとは想像できると、新しいことを実現できる。想像力がないと、やらない理由を述べてしまいがち」とお話をされていました。まさにその通りだと思います。

ぜひ、「タニモク」を用いていろんな視点を得て、自分の可能性をイメージしてください。1年後には新しい自分に出会えているはずです。


「タニモク」についてもっと知りたいと感じた方は、公式ホームページもご覧ください。
定期的に専任のファシリテーターが実施する「タニモク」を開催しているため、興味をもった方はぜひ体験してみてくださいね。

※1月4日(水)のnote配信はお休みします。よいお正月をお過ごしください。