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【年末!自分の総決算】目標の振り返りで「タニモク」開発者が大事にしている「8つの問い」

こんにちは!「タニモク」編集部です。年末が近づくと、一年を振り返り、立てた目標を振り返ろうかな…と思う時期ですよね。でも、やみくも振り返るのではなく、効果的に振り返る方法を知っていると、新たな気づきや成長の機会が増えます。そこで今回は、「タニモク」開発者である三石原士が大事にしている「今年立てた目標の振り返り、8つの問い」を紹介します。目標を達成できた!という人も、達成できなくて残念…という人も、この方法を参考にしてみてください。きっと来年の目標設定にも役立つと思いますよ!

「タニモク」は3~4人1組で目標をたてあうことで、自分の活かし方をみつけるワークショップです。

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例:「運動を毎日続ける、習慣づける」

今回は「運動を毎日続ける、習慣づける」という目標を立てた「モクさん」を例にとって、話を進めます。1から順番に見ていきましょう!


時間の流れの順序を見直す問い

目標を深掘りするための第一歩として、時間の流れの順序を見直す問いを使ってみましょう。これは、活動の流れを整理し、どのように目標に取り組んだかを明確にするのに役立ちます。

問1: 「今回の取り組みでは、最初に何をして、次に何をして、最後にどんなことをしましたか?」

まずは、目標達成に向けたプロセスを振り返りましょう。例えば、モクさんは、運動習慣の確立を目標にしていましたね。では、どの運動を選び、次にどの頻度で行い、最後にどんな成果を得たのかを最初に確認します。このプロセスを具体的に書き出すことで、目標に向けた自分の行動がどのように組み立てられていたのかを把握できます。

もし日々の取り組みを記録していれば、それを振り返ることで、自分がどのように進歩してきたのかを再確認することも重要です。例えば、運動の頻度や体重の変化など具体的な数値を用いると分かりやすいですね。こうした具体的なデータをもとに、目標に対する進捗状況を評価することで、どの部分がうまくいったのか、どの部分が課題だったのかを明確にすることができます。

さらに、プロセスを振り返ることで、自分の行動パターンや習慣を見直す機会にもなります。運動をする際に続けやすい時間帯があった場合、その理由を探り、次回の目標達成に向けて改善策を考えることができます。こうした深掘りを通じて、目標達成に向けた行動をどうしたら取りやすいかのヒントを得ることができます。

▼モクさんの振り返り例
問1: 「今回の取り組みでは、最初に何をして、次に何をして、最後にどんなことをしましたか?」

<ポイント>
目標に向けて、「飽きがこない行動」が効果的 といえますね。
今後、新しいことを実施するときも、シンプルにひとつよりも複数同時の方が「飽きがこない」点は学びになるかもしれません。

関心や意欲の高まりを聴く問い

次に、目標達成における関心や意欲の高まりを聴く問いを3つ使って、自分の内面を深掘りします。これらの問いは、自分の感情やモチベーションに焦点を当て、目標達成に向けた意欲を再確認するのに役立ちます。

問2: 「今回、がんばったことはなんですか?」

具体的な事例を挙げることで、自分の努力を具体的に認識し、それが次の目標達成へのモチベーションとなります。モクさんの例で言えば、毎日ジョギングを続けたことや、忙しい日でも時間を作って運動をしたことなどにあたります。

▼モクさんの振り返り例
問2: 「今回、がんばったことはなんですか?」

<ポイント>
小さくても努力を積み重ねることが大切です。小さな一歩でも、続けることが大きな成果に結びつきますよ!自分の頑張りを褒めて、次のステップへの自信にしてください。

問3: 「今回、うれしかったこと、好きになったことはなんですか?」

今回の目標を通じて、うれしかったことや楽しくなったことなどを振り返ります。こうしたポジティブな体験を思い出すことで、次の目標達成にも意欲が湧いてきます。

▼モクさんの振り返り例
問3: 「今回、うれしかったこと、好きになったことはなんですか?」

<ポイント>
モクさんは、健康の向上だけでなく、新しい友人ができたこともうれしかったようですね。
目標達成に向けた仲間を作ると続きやすいと言えます。

問4: 「もう一度やってみたいことはありますか?」

今回のプロセスでは、あまり取り入れなかったけど、楽しかったという経験を思い出してみます。それをもっと取り入れたいと感じるかもしれません。また、過去に挑戦したけれど続かなかったことを再度挑戦する機会として考えることもできます。

▼モクさんの振り返り例
問4: 「もう一度やってみたいことはありますか?」

<ポイント>
ここでも、複数のことを行うことで飽きないことが見てとれます。また、新しいことに挑戦したいということからも、複数+新しい挑戦というのがモクさんの継続するモチベーションになるのかもしれないですね。

創造性や工夫を振り返る問い

創造性や工夫を振り返るための問いを使って、自分の創造的な取り組みを深掘りします。これらの問いは、自分がどのように工夫し、創造的な解決策を見つけたかを振り返るのに役立ちます。

問5: 「今回の取り組みで、工夫したところはどこでしょう?」

目標を達成するためにした工夫を思い出します。具体的な工夫を振り返ることで、自分の創造性や問題解決能力を再確認し、それが次の目標達成にどう役立つかを考えます。

▼モクさんの振り返り例
問5: 「今回の取り組みで、工夫したところはどこでしょう?」

<ポイント>
行動を「楽しくする」のは、継続のポイントになりそうですね。
また友人との行動は目標へのモチベーションの維持につながっていますね。

問6: 「今回の取り組みでよく考えたな、我ながらいいなと思うのはどんなところでしょう?」

忙しい日々の中でも工夫をした点や、モチベーションを維持した点などを挙げてみましょう。こうした自分の良かった点を見つけることで、次の目標達成に向けて自信を持つことができるでしょう。

▼モクさんの振り返り例
問6: 「今回の取り組みでよく考えたな、我ながらいいなと思うのはどんなところでしょう?」

<ポイント>
アプリで数値化など、定点でみることは大事ですね。
ただ運動するだけでなく、効率よく健康を維持するための知識を得ることも必要ですね!

初めとの違いを確認する問い

活動の初めと比較して、どのように変わったのかを確認する問いを使って、自分の成長を実感しましょう。これらの問いは、目標を立てた当初の予想と実際の結果を比較し、何がうまくいったのか、どこが改善点だったのかを振り返るのにも役立ちます。

問7: 「に予想したことは合っていましたか?予想した方法は良かったですか?」

目標を立てた当初の予想と実際の結果を比較し、何がうまくいったのか、どこが改善点だったのかを振り返りましょう。例えば、頻度や内容に関する予想と実際の成果を比較することで、自分の成長や課題を具体的に認識し、それが次の目標設定への参考になります。

▼モクさんの振り返り例
問7: 「初めに予想したことは合っていましたか?予想した方法は良かったですか?」

<ポイント>
「柔軟に計画を変更すること」で自分に合った形で続けられたことが大事ですね。
最初に決めたことを守るのも大事ですが、自分の置かれた状況や続けやすい方法を模索することで結果的に目標に近づくこともあるでしょう。

問8: 「今回の取り組みで、分かった、できた、できるようになったことはありますか?」

例えば、スキルの向上や新しい技術を身につけたなど、自分の成長を振り返りましょう。こうした成長を実感することで、次回の目標達成に向けたモチベーションを高めることができます。

▼モクさんの振り返り例
問8: 「今回の取り組みで、分かった、できた、できるようになったことはありますか?」

<ポイント>
自分の成長や新たに身につけたスキルを認識することで、自信を持つことができます。モクさんのように、具体的な成果を振り返り、次の目標に活かすことが大切です。継続的に学び、成長する姿勢を持つことが、さらなる成功につながります。

まとめ

今年一年を振り返ることで、自分の成長や課題を再確認することができます。より具体的で意味のある振り返りを行うことで、来年の目標設定にも役立つこの方法をぜひ実践してみてください。継続的な振り返りと改善を通じて、一歩一歩確実に成長していることが実感できますよ!
また、目標を決めなかったなぁ…今年は目標はうまく進まなかったなぁ…という方はぜひ年末の「タニモク」イベントにご参加ください!参加無料です!