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自分の強みをより活かすために。サードプレイスの大切さ

「タニモク」は3~4人1組で目標をたてあうことで、自分の活かし方をみつけるワークショップです。
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こんにちは!「タニモク」編集部です。

「タニモク」は他人の力を借りながら目標をたてていくワークショップ。他人の視点を活かすことで、自分の「強み・弱み」「伸びしろ」「活かし方」に気付くことができます。

今回は「タニモク」と同じように他人との対話の中から自分らしさを発見できる方法を紹介します。それは、「読書会」。あわせて、家庭(=ファーストプレイス)や職場(=セカンドプレイス)だけではないコミュニティとしてのサードプレイスの大切さもお話しします。

自分の価値観に気付くことができる「読書会」

「タニモク」には、他人に話を聞いてもらい、質問を受け、目標をたててもらうことで、

・自分の頭の中が整理される
・自分への理解が深まる
・自分の発想になかった選択肢が見つかる
・自分がうっすら考えていたことを後押ししてもらえる
・目標やそれに向けた行動を応援してくれる仲間ができる

という効果があります。結果、自分自身のありたい姿や本当にやりたいことが見つかり、行動につながる確率が高くなるんです。

同じように、他人の力を借りて自分の強みを再発見できる場として「読書会」があります。読書会とは、集まったメンバーがテーマに沿った関心のある本をお互いに紹介しあうイベントのこと。では、なぜ本を紹介することで自分の価値観や特性がわかるのでしょうか。

ポイントは、本の紹介をする際に「私はこの本が~~という理由で好きです」「私はこの本のこういうところに共感しました」「私には~~という経験があって」というように、本のストーリーにあわせて自分の好みや関心があること・経験を語ることによって、自分らしさが言語化されるということにあります。
すると、「○○さんてこういうことが好きなんだね」「○○さんのこういうところがいいね」「この本のこういうところがよかったね」といった肯定的なフィードバックが集まることで自分の理解が深まるとともに、お互いのパーソナリティも含めて共有される場になるんです。

実際に読書会を主催している方から「読書会をやって『自分ってこういう人間なんだ』と自分を理解して、自分らしさを職場に持ち込んで活き活きと仕事をしている人が非常に多いです」とお話を伺うこともあります。



「自分を活かし方」を知る、サードプレイスの必要性

いつも同じ環境、同じ交友関係だけでは、日々の流れの中でいつの間にか「自分らしさ」を見失ってしまうことがあります。一方で、普段出会わない人たちとの交流を行うと、自分自身を知ることができます。それが、家庭、職場に続く3番目のサードプレイスの存在です。

サードプレイスは、利害関係がなく、肯定的かつ客観的な考えや意見が交わされ、ときに自分自身の想いに気付く場になります。そして、自分の価値観や自分らしさに気付いたり理解したりすると、職場や家庭でも「自分らしさ」が発揮されて能力や強みを活かすことができます。

変化の激しい時代、不安から周囲に流されてしまい、自分自身を見失ってしまうことも多々あるかもしれません。しかし、「読書会」や「タニモク」のように、自分の個性や強み、好きなことを再発見しながら自己理解を深めることのできる職場・家庭以外の「サードプレイス」を持てば、いつでも自分自身に立ち返ることができます。
「自分のことをあまりよくわかってない」「なんとなく周囲の雰囲気に流されがち」というのであれば、このようなサードプレイスになりうる場に積極的に参加してみてはいかがでしょうか。他人の力を借りることで、今の自分の状況を整理したり、より活躍できる場がどこなのかを考えていくことができますよ。


「タニモク」のワークショップへの参加はこちらから。多くの方のご参加をお待ちしております。

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