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変化の多い時代を生き抜くために。他人に無責任な目標をたててもらう意味

こんにちは!「タニモク」編集部です。

「タニモク」は利害関係のない3~4人が1グループとなり、お互いの目標をたてあうワークショップです。そして、他の人の目標を考えるときには、「主観で」「無責任に」「大胆に」目標をたててみてくださいとお伝えしています。

この記事では、「タニモク編集部」が考える、他人が無責任な目標をたてることの意味をご紹介していきます。

相手を想う無責任な目標は、役に立つことが多い

無責任な目標がなぜよいのかーーそれは、相手のことを想ったうえでの無責任な発想は、相手の思考の枠を飛び越える可能性があるから。

例えば、「進化論」を提唱したダーウィンは元々生物学者ではなく地質学者、新幹線を開発したのは零戦飛行機の技術者です。その事柄について専門でない人や無関係の人の意見を聞いた方が、自分自身の可能性を切り拓く新しい目標の切り口を知れる、ということがあるのです。

変化が早い現代では「10年後のキャリアとしては○○を目指しているから、それに向けて今は▲▲をがんばる」という長い見通しで目標をたてて行動することがなかなか通用しなくなってきました。キャリアにおける正解がないのでは…と実感されている方もいるかもしれません。

一方で、変化の早い時代を生き抜くべく「高い専門性を軸にしながらスキルアップしていきたい」という声もよく聞かれます。ただ、エンジンからモーターで動く自動車に急激にシフトするように、専門性も場合によっては、事業やサービスそのものが大きく変わってしまうキャリアショックが起こりかねないという現状もあります。専門性の高いスキルを持っていても時代を生き抜くのが難しくなってきている昨今、この「他人の視点」が、道を切り拓く鍵となるかもしれません。


希少人材になろう。「キャリアの大三角形」と掛け合わせの法則

ここで、変化の時代を生き抜くために「100万人分の1人の希少人材になろう」をコンセプトにされている、藤原和博さんの「キャリアの大三角形」を紹介します。

これは、
・100人のうちでトップになれることをつくる
・もうひとつ飛び地を作り、100人の中でまた1人になれることをつくる
・さらにもうひとつの飛び地で100人のうちでまた1人になれることをつくる
それぞれを掛け合わせると100万人分の1人になり、希少性の高い人材になれるという法則です。

図を用いながら、もう少し詳しく説明していきます。

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※『45歳の教科書 戦略的「モードチェンジ」のすすめ』藤原和博(PHP研究所)をもとにタニモク編集部で一部を抜粋して作成

まず、最初のキャリアとなる左足の軸を作ります。入社後の配属などがそれにあたります。1つの仕事をマスターするなどして軸を固めたら、次のステップです。

続いて、もう片方(右足)の軸を作ります。これには、異動や転職などが該当します。自ら進んで行う場合もあれば、会社の指示で動くこともあるでしょう。こうして自分の幅を広げつつ、両足でライフラインとなる地盤を固めていきます。

大切なのは、3歩目をどこに踏み出すかです。ポイントは、まったく違う飛び地の中で自分の専門性・立ち位置を作ることです。3歩目をより遠くに踏み出してスキルを習得できると、できあがる三角形の面積が広がり、希少性があがります。希少性が高いほどさまざま人が力を貸してくれるので、エネルギーがたくさん流れ込み、夢やビジョンが実現しやすくなります。

藤原さん自身はリクルートの営業からマネジメントのプロになり、公教育という分野に飛び込んで校長を務められました。プレゼンやマネジメントについても詳しい、類まれな校長となったのです。



他人の視点を借りると、自分をより活かせる

3歩目の踏み出し方は、人それぞれです。今勤めている会社を辞めて起業するという方もいれば、会社内で新規案件を立ち上げる方、仲間とコミュニティを作って休日限定で行うという方もいるでしょう。

「タニモク」編集部がお伝えしたいのは、他人の視点だからこそ気付けること・活かせることがある、ということです。同じ業界・場所にずっと居続けると、飛び地の存在に気づかないことがあります。
一方で、立場が違う人がその持ち場を見てみると、「○○さんのこの強みとこれを掛け合わせるなら、私だったらこうしてみますね」といったように、遠くの飛び地や選択肢をより戦略的に見つけられる可能性があるんです。

これからの変化の時代、一見すると無責任な目標が、実はキャリアの大三角形、一つの軸を見つける大きなきっかけになるのではないかと思います。

これからのことを考えてモヤモヤしている方、自分をより活かし、希少な人材になるために、他人の視点を借りられる「タニモク」を、ぜひ試してみてください。あなたの視点、無責任にたてた目標もまた、他の人にとっての大きなヒントになるかもしれません。

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