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変えることよりも、まず変えないことを決めてみよう


こんにちは!「タニモク」編集部です。
皆さんは、今の状況をよりよくしたいと考えたとき、どのようなプロセスを踏むことを想像しますか?新しいことを始めたり、何かを大きく変えたりすることを思い浮かべる方もいるかもしれません。

今回は、働き方や生き方を考えるときに必要な自分の軸を作っていくプロセスについてご紹介します。ポイントになるのは、「変えないことを見定める」です。


何かを変えることは、新しいことにチャレンジすること?

私たちはオンラインやオフラインで、利害関係のない他人同士が目標をたてあう「タニモク」というワークショップを実施しています。「タニモク」の参加者とお話をすると、「今こういう状況なので、それを変えるために何かにチャレンジしたい」「今よりよくするために、どこから変えればよいか悩んでいる」というお話を聞くことがあります。

実際に、今の状況をよりよくしていくためにはどのようなプロセスを踏んでいくとよいのでしょうか?

「タニモク」編集部は、「まず全体感を捉え、変えないことを見定めること」が大切だと考えています。なぜなら、部分的なものから変え始めるとどうしても歪みや違和感が出てしまい、また異なる違和感が出てきてしまうからです。

今回は、自分が目指したい働き方や生き方を作っていくプロセスを、デッサンの工程に例えてご紹介します。



全体を捉えながら、変えないことを見定める

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デッサンとは、紙に特定のモチーフを忠実に描き表す制作技法のひとつです。

経験のある方ならご存知だと思いますが、デッサンは、初めから太く濃い線で描くことはありません。全体像をうっすら整えることから始めます。まず何本もの薄い線で大まかなラインを引き、モチーフの距離感やバランスを細かく観察しながら描いていきます。

全体感を見ながら徐々に陰影をつけていき、ほんの少しずつ修正をしながら描き進めていくうちに、「ここはもう変えなくていいな」という箇所が見えてくるんです。変えないと決めた箇所は修正せず、後は全体の細かい修正に入り、時間をかけて完成形まで整えていきます。



デッサンの工程は自分軸を作るプロセスと似ている

このようなデッサンの工程は、働き方や生き方を考えるために必要な、自分の軸を作っていくというプロセスによく似ています。

では、デッサンのように自分の今の状況を完成形まで近づけていくには、具体的にどのようなことを行うとよいのでしょうか?大きく分けて、2つのプロセスが必要になります。

(1)全体のバランスを捉えるために、今の自分の状況を書き出す
(2)(1)の中から「変えない部分」を決める 

自分の働き方や生き方を考えるためのプロセスとして、まず初めに行うことは全体のバランスを捉えることです。今の状況を書き出してみることで、自然と自分を取り巻く全体像が見えてきます。

初めに全体を見ずに部分的な箇所から変えてしまうと、当然歪みや違和感が出てくることに。ここを変えたらここを変えて…と絶えず歪み続け、何のために行動しているのかわからなくなってしまうでしょう。

次のプロセスは「今行っているものの中から変えない部分を決める」ということ。ここが一番大事です。例えば、自分がこう在りたいと思い、考え、行動していること。努力していること。デッサンのように全体像をよく観察していると、自然と「変えなくてもよい部分」がわかってくるんです。

そのときに初めて、変えるべき部分の詳細を考え始めればよいのではないでしょうか。



変えずに頑張ることを決めることから始めてみよう

いかがでしたか?

「何かを変えたい。この状況をよくしたい」と考えたときは、新しいことを始める前に「これだけは変えずに頑張り続けること」を決めることから始めてみましょう。焦らず全体を捉えてみることで、着実に自分の目指す働き方や生き方へ近づけると思います。

私たちが実施している「タニモク」では、まず自分の状況を絵で表します。他人に絵を見せながら状況を説明することで、自分の気持ちを整理し、全体を捉えることができます。そのうえで、何を取り入れて何を辞めるのかを自分で決めて、行動へ移すためのヒントを得られます。

「今の状況にモヤモヤしている。状況を客観的に整理して、ポジティブな行動へとつなげたい」という方は、ぜひ一度体験してみてくださいね。

またみてください!
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