「タニモク」コンセプトブックができました!
こんにちは。「タニモク」編集部です。
今回は「タニモク」プロジェクトのこれまでの知見を詰め込んだ「タニモク」コンセプトブックの紹介をします。
「タニモク」コンセプトブックを作成した理由
「タニモク」プロジェクトは、2018年に立ち上がり、これまでに多くの企業、団体の研修などで活用されてきました。その効果を実感する方も多い反面、継続的に「タニモク」を実施する効果や、ワークをした方同士のネットワークの広がりといった利点が伝わりきっていないという課題も感じていました。中には、一度の研修で終わってしまったり、立てた目標と行動の振り返りが行われなかったりと、もったいないな…と思えるケースもありました。
そこで生み出したのが、プロジェクトで培ってきた「タニモク」の知見をまとめた「タニモク」コンセプトブックです。これは、主に人事や組織開発などに関わる方に向けた「タニモク」活用本になっています。
「タニモク」コンセプトブックの内容
コンセプトは、「キャリア・メンタリング」です。これは、「メンティー(相談者・サポートを受ける人)」が抱える、キャリアや「はたらく」に関する課題を、経験やスキルを持った「メンター(指導・助言をする人)」との対話によって、メンティーに気づきを与えたり、自発的な行動を後押ししたりする手法です。コンセプトブックでは、キャリア・メンタリングを通して、キャリアオーナーシップを育む機会を生むための概要とステップをまとめています。
目次は以下のとおり:
具体的には、「タニモク」のワークショップの概要に始まり、効果を生み出す「タニモク」の対話構造の解説など、「タニモク」の全体像を分かりやすく紹介。管理職の1on1だけに頼らないキャリア支援の体制づくりなど、はたらく現場の課題に即して作られています。そして、これまで「タニモク」を活用し成果を挙げた事例、研修だけに留まらないキャリア対話を組織に取り入れる方法の提案など、盛りだくさんの内容となっています。
また、事例の詳細については、コンセプトブックに掲載のQRコードから詳細記事を確認できます。研修への導入方法や、研修内での活用事例も豊富に取り揃えていますので、自社の課題に沿ったものを探してみると参考になるでしょう。
「タニモク」コンセプトブックはどこでもらえる?
「タニモク」コンセプトブックは、「タニモク」を組織開発や人材育成に活用したい方向けに作成していますが、以前に「タニモク」を体験したことがある方や、社内で実施したことがある方にも無料で提供しています。
「コンセプトブックが欲しいけど、どうしたらもらえるの?」という方は、下記の1)2)のいずれかに参加をお願いします。
<タニモク公式イベント>
<タニモクラボ会員の登録>
「タニモク」コンセプトブックのこれから
これまではなかなか知見が貯まりにくく、点での情報になりがちだった「タニモク」を一つのストーリーにまとめたコンセプトブック。今後は、タニモク活用の後押しになるよう、さらにパワーアップしていく予定です。
1)活用/成功事例
最も多くの問い合わせ、質問があがります。各社の活用/成功事例を具体的に見ることで、自社に導入した際の効果や課題解決のアプローチにつながっていくと思います。
2)導入ステップ
「タニモク」イベント時の質問では、上記の事例だけでなく「どのようにして企業内に導入したのか」というステップの部分を聞かれることが多くあります。そこで、各社や団体の課題に合わせた導入ステップをまとめていきます。
「タニモク」は、オープンソースで活用の場が自由に広がる一方で、知見が散在してしまう課題があります。今後はその点を解決すべく、よい事例を集約し知見を貯めていきたいと思っています。活用いただいているみなさんと、このコンセプトブックを育てていきたいと考えていますので、事例を掲載したいという企業・団体の方は、ぜひ問い合わせフォームなどからお声がけください。お待ちしています!
<問い合わせフォーム>