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目標達成までの道のりはもっと楽しめばいい。目標に向けた行動を継続させるためのポイント

「タニモク」は3~4人1組で目標をたてあうことで、自分の活かし方をみつけるワークショップです。
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こんにちは!「タニモク」編集部です。

皆さんは、自分の目標を、いつたてていますか?
「仕事初めの日に、新年度の豊富を述べる」「書き初めで今年の目標をしたためる」など、1年の始まりや年度初めに目標を宣言することも多いのではないでしょうか。

一方で、「タニモク」編集部には「目標をたてて行動するけどなかなか続かない」「行動を続けるためのコツが知りたい」との声も多く寄せられます。

今回はそんな声にお答えすべく、目標に向かって行動しはじめても続かない理由や、継続するためにできる工夫をご紹介します。よりワクワクし、ポジティブな目標をたてるヒントになれば嬉しいです。


1年の始まりに宣言した目標を達成できないのはなぜ?

「元旦に新年の抱負をSNSで発信したけど、全然実行できていない…」ーーそのような経験はないでしょうか?実は、新年の目標だてには、落とし穴があるのです。

年始の目標が続かない理由として、まず「目標をたてたことに満足してしまう」ことが挙げられます。目標を考えるときには未来をイメージするので、気持ちが高ぶり、目標をたてただけで満足してしまうんです。また、やる気・志のピークになってしまい、そこからやる気が少しずつ低下する可能性があります。

また、1年の始まりであるお正月はさまざまな誘惑が多いため、「目標を意識した新しい行動に移しづらい」ということもあります。目標に向けた行動を起こすこと、そして、その行動を継続し達成に向かうためには、タイミングや周囲の環境がポイントとなります。


目標に向けた行動が続かない4つの理由

改めて、目標に向けた行動が続かない理由として考えられることを4つ挙げてみます。

1. そもそも行動に移せていない
せっかく目標をたてても、具体的な行動に移さないと意識が目標に向きません。そのため、いつの間にか目標に向けた行動を後回しにしたり忘れたりしてしまう、ということに。

小さな行動であっても、まずは実際にアクションを起こすことが重要です。そして、前述の通り、実際の行動に移すには、行動するタイミングと環境がポイントになってきます。

2. 大きな目標をたててしまう
大きな目標が悪い、ということではありませんが、目標に向けた具体的な行動や過程がイメージできないと、実際の行動に移すことはできません。また、行動もストレスが強く、負荷になるようでは続かなくなります。

例えば、英語が苦手であるのに「毎日英語を1時間勉強する」、食べることが大好きなのに「○キロ痩せるために摂取カロリーを1日○○キロカロリーに抑える」といった目標をたてたらどうでしょう?

いくら魅力的な目標をたてても、ワクワクしない・苦痛に感じる行動になってしまうと、いざやろうという気持ちにはなれません。自分がワクワクして仕方のない目標や、苦痛にならず、できる範囲で続けられる行動から始める方が、目標に向けた行動を継続しやすく、目指す姿に着実に近づくことができるでしょう。

先ほどの例に戻ると、「英語を毎日5分だけ勉強する」とするなど、苦痛にならないレベルで設定して、日々、「やり切った!」という達成感を得てから、徐々に時間を増やしていくことが大切です。

3. 目標を宣言してしまう
「周囲に公言し、プレッシャーにして目標達成を目指す」という人もいるでしょう。一方で自分の中に留めておいた方がよいこともあります。

もしたてた目標を達成できなかったら、「宣言したのにできなかった」と自信をなくしたりやる気をなくしたりするかもしれません。
また、目標をたてても「できなかった」という記憶が自分自身に強く残ると、「目標はたててもどうせ達成できないもの」とネガティブな気持ちになってしまうことも考えられます。

周りのひとに宣言するよりも、自分の中で小さい目標をたて、まずは行動に移してみる。そして、日々の行動できたことを素直に喜ぶ。その行動によって生まれた結果をアップデートしていった方が、ポジティブに続けやすいです。


目標に向けた行動を継続するためのコツ

では、目標に向けた行動を途中で挫折しないためには、どのようにしたらよいのでしょうか。「タニモク」編集部が考える、目標に向けた行動を継続するためのコツをご紹介します。

1. 振り返りをしてみる
私たちは、いまの環境を少しでも前に進めるために、まずは行動を起こしてみること、そして「目標を仮でたててみる」→「行動してみる」→「振り返ってみる」のサイクルを繰り返すことが重要だと考えています。

実際に行動を起こしてみると、自分自身にあった適度な行動の負荷がみえてきます。また、「これができたから、次はこうしよう」と、小さいことを少しずつ積み重ねていくこともできます。そうして、自分の中の目標に向けて行動を修正していき、できたことを日々認めていくことで、行動を続けることが大切です。

2. 仲間・同志をつくる
一人で行動するよりも、複数人で日々の進み具合を共有する方が行動が継続します。「タニモク」は、3~4人のグループを作り、お互いの目標をたてあうワークショップです。他人の視点を利用して行動の選択肢が広がるだけでなく、支え合える仲間ができることもメリットの一つです。応援者ができることで、前向きに行動してみようという気持ちが生まれます。

また、お互いのこれまでの行動の振り返りも行えるため、進捗があることによるやる気を維持できます。

3. 目標をたてる・行動するタイミングが大事
目標をたてるタイミングは、まずは行動を起こせることが大切です。例えば、さまざまな誘惑が少なく、気持ちの切り換えがしやすい「配属が変わったタイミング」「進級したタイミング」などを活用してもよいでしょう。

また、日々の生活から目標をたてる、または修正することも大事です。「タニモク」のワークショップでは、「今すぐすること」「1週間後までにすること」など、実際に行うタイミングや行動を言葉にすることで、少しでも前進できる工夫をしています。

4. いつもの行動にプラスする
具体的な行動を決めるときは、できることをよりよくする方が目標を継続することができます。例えば、「テレビをつけたら○○する」「スマホを持ったら●●のアプリを押す」など、いつもの行動にプラスすると習慣化しやすいです。小さな行動を繰り返して、少しずつ前進していきましょう。


大切なのは、大きな成長よりも日々の小さな変化

目標は、苦痛に感じるものや大きいものをたてるよりも、自分がワクワクするものや日々の習慣にプラスできるものにする方が、やる気になり、目指す姿に近づきやすくなります。

また、小さな変化であっても、それを続け、認めることでよりポジティブな気分になるでしょう。

皆さんの明日がちょっとでもよくなるよう、今回の記事でご紹介した内容を、今後の目標の参考にしていただけると嬉しいです。

また、目標をたてる機会や仲間づくりのきっかけとして、ぜひ「タニモク」をご活用ください。

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