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【活用事例】初対面同士の交流を深める『シェアオフィス×「タニモク」』

「タニモク」編集部

こんにちは!「タニモク」編集部です。
noteでは、「タニモク」を主催された方々にインタビューを行い、開催時の工夫や得られた効果、参加者の声などをご紹介しています。

今回ピックアップするのは、東京を中心に会員制シェアオフィスを展開している「Business-Airport」。シェアオフィスという人と人が交わる空間を活かし、オフラインで実施された「タニモク」について、開催のきっかけや内容、オフライン開催ならではの工夫点、今後の活用方法などについてお話しいただきました。

【お話いただいた方】
・鎌形貴夫さん 運営企画グループに所属し、イベントやセミナー企画を担当
・黒河健司さん 経営企画グループに所属し、経営企画など全般に携わる

実施企業と参加者

◆企業名:Business-Airport
◆実施時期:2022年5月17日(火)14:30~16:00
◆実施場所:Business-Airport田町(東京都港区)でのオフライン開催
◆実施頻度:1回。今後も開催を予定
◆活用シーン:コロナ禍で会員向けのオフライン開催イベントが中止している中、会員の方からのリアルイベント開催の希望の声を受け、久々のオフラインイベントとして開催
◆対象者:Business-Airport会員の方、一般の方
◆参加人数:15名(会員7名、一般参加8名)

チラシ内の画像は、パーソルキャリア株式会社の使用許可を得て掲載しています


Business-Airportとは

ー「タニモク」がどのような企業で活用されているか知りたい方も多いため、簡単に御社についてご紹介いただけますか。

黒河さん:Business-Airportは東急不動産株式会社が事業主で、ライフ&ワークデザイン株式会社が運営する会員制シェアオフィスです。東京都、神奈川県、大阪府で19店舗を展開しています。2022年10月には20店舗目として九段下店が開業予定です。

「飛躍をもとめるすべてのビジネスパーソンへ」と謳い、「共創」をコンセプトに掲げています。ベンチャー企業やスタートアップ企業の方々が、ゲストの方をお呼びできるオフィスとして活用いただく他、登記の際のアドレスとしても使っていただいています。また、会員のみなさま自身も快適に過ごせるよう、スタッフの応対にも力を入れており、受付もライフ&ワークデザイン株式会社のコンシェルジュが担当。ポスピタリティマインドを大切に、会員のみなさまと会員のゲストの方をおもてなしすることを心かげています。

会員のみなさまの多様なニーズに応えられるよう努め、ビジネスをサポートしています。そのひとつとして、会員向けイベントの企画をしており、今回は「タニモク」を開催しました。


「タニモク」実施の経緯

ー「タニモク」を実施することになった経緯をお聞かせください。

鎌形さん:Business-Airportでは、もともと会員の方に向けて講演会などのイベントを開催してきました。ブランドコンセプトである「共創」の名の下、我々スタッフと会員の方で共に作る空間や交流する機会を大切にし、お互いを刺激し合える環境を作れるような施設運営を日々目指しています。そんな中、コロナ禍になってから対面で行うイベントが開催できなくなり、 細々とオンラインで講演会などを実施していました。

ーコロナ禍になって、オフラインで集まるハードルが高くなりましたよね。御社が目指す、スタッフや会員の方との交流も厳しい状況だったのではないでしょうか。

鎌形さん:そうなんですよね。オンラインのコミュニティツールは導入していて、会員の方々が自由にコミュニケーションを取ることはできたのですが、継続していく中で、「オンラインだけだと物足りない」「リアルな場面で交流したい」という声が上がってきました。それならば、コロナ禍が比較的落ち着き、オフラインで開催できるタイミングに備えて対面型イベントの企画を始めたんです。ちょうどその頃、「タニモク」アンバサダーの日比谷尚武さんから「タニモク」を紹介していただきました。

「タニモク」アンバサダーは、「タニモク」を世の中に広める公式ファシリテーターですが、日比谷さんとはお知り合いだったのですか?

鎌形さん:はい。弊社事業主である東急不動産の渋谷エリアマネジメント担当者と、もともと繋がっていました。Business-Airportのイベントで何かご提案いただけないかと聞いたところ、『「タニモク」がおもしろいよ!』と。

実施目的

ーオフラインイベントとして実現可能なワークショップが多数ある中、「タニモク」を選んでいただいた背景や目的についてお聞かせください。

鎌形さん:講演会形式のイベントでは、どうしても参加者側が聞き役でいる時間が長くなるという課題がありました。久々のオフラインイベント開催なので、会員さま同士がお話を膨らませ、相手の方を知る機会にしたいと思っていました。そのため、ワークショップ形式のイベントを模索していたんです。そんなときに日比谷さんから「タニモク」を紹介され、まさに我々がイメージしているありたい姿の「共創」にマッチする内容だなと思い、実施しました。


実施内容

・グループ:3人1組で構成
・タイムテーブルやテーマ:通常の「タニモク」と同様
・ファシリテーター:「タニモク」アンバサダー日比谷尚武さん

ー具体的な実施内容を教えてください。

鎌形さん:参加者は会員の方に限らず、一般の方も参加可能としました。参加者15名の内訳は、会員の方が7名と一般の方が8名です。会員の方の中には、同じ会社から参加した方が3名いらっしゃったので、その方々はあえて違うグループに入っていただき、みんなが初対面になるようにしました。日比谷さんから、初めての方同士の方が「タニモク」をやることでより多くの新しい気付きが得られるのではないか、とアドバイスをいただいたんです。3人1組を1グループとして、5グループで実施しました。

ータイムテーブルやテーマはどのように設定しましたか?

鎌形さん:初めての「タニモク」だったので、タイムテーブル、テーマとも公式「タニモク」に添ってオーソドックスな形で実施しました。

【タイムテーブル】
・全体の説明、ファシリテーターの自己紹介(10分)
・グループでの自己紹介(10~15分)
・一人ひとりのワーク(20分×3人)
・全員の目標発表
・終了後は交流の時間

ー初めて「タニモク」に参加される方の中には、「冒頭の自分の状況を絵に起こしてもらうワークに戸惑った」という声も聞こえてきます。参加したみなさんはいかがでしたか?

鎌形さん:確かにいきなり絵に起こすのもなかなか難しいと感じたので、「絵に描ける方は絵に描き、戸惑ってしまい筆が進まない方は文字で起こし、あとは口頭で説明してください」とお伝えしました。

ー状況を見ながら参加者の方に声掛けをされているんですね。当日は、ファシリテーターの日比谷さん以外に、イベントに参加したスタッフの方はいらっしゃいましたか?

鎌形さん:私と会場である田町店のスタッフの2名が同席しました。全体的なとりまとめや当日のサポートを行いました。

開催にあたっての工夫

ー「タニモク」を開催するにあたって、工夫したことがあれば教えてください。

鎌形さん:オフラインならではの参加者同士の交流を目指し、意識したのが会場選びです。東京都内のBusiness-Airportの店舗は山手線沿線に立地し、アクセスも良く会場として提供できる状況でしたが、今回は田町店で実施しました。なぜかというと、田町店はカフェを併設しているからです。せっかく参加者が一堂に会してワークをするなら、カジュアルでアットホームな雰囲気の中の方がみなさんリラックスしていただけるのではないかと思ったんです。

ー会場の雰囲気を準備することは、オフライン開催ならではの工夫ですね。

鎌形さん:そうですね。カフェを選んだ理由はもう一つあります。それは、田町店のカフェではコーヒーや軽食を提供しているので、「タニモク」終了後も、会員さま同士引き続き交流していただき、余韻を楽しんでほしいという思いです。オンラインだとワークショップが終了し、画面上の退出ボタンを押したら即終わってしまいますけれど、オフラインだと終わってからも、同じ空間で過ごす時間が続きますよね。その時間までも有効に使えたらと思い、カフェのある会場を選びました。

ー会員の方からのリアル開催の要望に対し、細やかな部分まで対応されたんですね。

鎌形さん:会場選びが功を奏し、ワークショップ終了後も半数くらいの方が会場に留まってくださいました。ワークショップのグループの垣根を超えて情報交換をしたり、日比谷さんとお話したり、Business-Airportスタッフに感想を教えてくださったりと余韻を楽しんでいただけたのではないかと思っています。

「タニモク」で得られた効果

ー今回の「タニモク」では、どのような効果を得られましたか?

鎌形さん:今回初めて「タニモク」を主催しましたが、とても有意義なワークショップだなというのが率直な感想です。初対面の方に自分のことを話して、相手が自分事として捉え、真剣に目標を考える。自分のことを知ってもらう感じが嬉しいと思いますし、相手のことを考えることで自分自身の気付きも得られるという。そういった意味で、とても充実したワークショップだなと感じました。

ー主催者側からみて、参加した方はどのような雰囲気、表情でしたか?

鎌形さん:みなさん最初はよそよそしかったものの、ワークショップ始まると自分のことを話して、それを聞いている方が真剣にメモを取って、相手にフィードバックしてと、ワークが進むに連れ、みなさんの表情が柔らかくなっていくのを感じました。だんだんと笑顔が溢れ、笑い声も出てきました。これは、初対面の方でも取り組みやすい「タニモク」だからこその効果だと思っています。

参加者の声

ー参加者の方からの感想を教えていただけますか?

鎌形さん:「オフラインならではのリアルな臨場感を味わえて良かった」という声が多かったですね。目の前の相手との会話を通じて、自分の心も晴れたようです。オンラインだと、画面で表情は見えても空気感を共有するのがなかなか難しいですし、「コロナ禍で孤独に作業する時間が多い中、人と会話することによってすごくリラックス効果があった」というポジティブな意見をいただきました。それを聞いて、対面式で行って本当に良かったなと思いました。

「タニモク」ワークショップ終了後に、オンラインのコミュニティツールに寄せられた参加者の感想をご紹介します。

・初対面の第三者から、今までにない新しい気づきを得ることができました。
・オフラインということで、画面ではなく対面だからこその活発な意見交換ができました。
・枠組みそのものの現状を打破するパワーのすごさに、インパクトを受けました。


担当者コメント

ー実際に「タニモク」を開催したうえで、改善したいと感じた部分はありますか?

鎌形さん:時間配分でしょうか。今回主催して感じたのは、自分の状況を振り返り、相手の目標を考える時間と、相手にフィードバックする時間が足りないように感じたので、次回開催するときは、深掘りして相手を知る時間を多く取れるようなタイムスケジュールにしたいですね。

あとは、今回は時間の関係で「たてた目標を紙に書き、主人公にプレゼントする」ところまで行けず、口頭で目標を伝えて終了になりました。でも、次回はぜひ取り入れたいと思います。文字に起こして相手にプレゼントすれば、その場で終わらずに、持ち帰ることで継続的に目標を目にすることができ、より印象に残りやすいと思ったんです。次回はマニュアルどおり、目標を紙に描き、アウトプットするものを持ち帰るようにしたいですね。

ー「タニモク」を2回目、3回目と続けたいということでしょうか。

鎌形さん:はい!ぜひ継続的に実施したいと考えています。

黒河さん:私も同感です。当日は私も会場にいて、俯瞰して見守っていましたが、本当に有意義なワークショップだなと感じました。今後はBusiness-Airportでも定期的な開催を目指していきたいですね。

規模をもう少し大きくしたいという希望もありますが、この状況下なのでいきなり大きくするのも難しいかなと思っています。弊社でリアルのイベントを再開したのが2022年度の4月からで、5月に開催した「タニモク」はコロナ禍で再開したオフラインイベントとして第1回目でした。定員を30名にするか20名にするか悩んだうえ、初めての開催だから20名にしました。実際には15名の方に参加していただきましたが、日比谷さんも「このくらいの人数の方がしっかり話せるよ」と言ってくださいましたし、初回の規模としてはちょうど良かったのかなと思っています。ワークショップを実施した結果、コンパクトにまとまって、それでも時間が足りないかなというくらいだったので、参加者には非常に満足して帰っていただけたなという印象です。

次回は、時間配分に加えて参加者の満足度を優先し、徐々に人数規模も拡大していければと思います。ゆくゆくは、Business-Airportで「タニモク」の開催告知をしたら、すぐ参加者が集まり満員になるといいですね。会員制シェアオフィスなので、参加してくださった会員の方が他の会員の方に勧めてくださることで、認知が広がっていくといいなと思います。

「タニモク」編集部より

コロナ禍でなかなかリアルでの集いが難しい中、会員の方からの要望に応えて開催されたBusiness-Airportの「タニモク」。会場選びに始まり、当日のフォロー、今後の構想などスタッフのみなさんのおもてなしの心がとても伝わってきました。今後もご活用いただき、Business-Airportを拠点に「タニモク」の輪が広まっていくことを楽しみにしています。鎌形さん、黒河さん、熱いお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

今回の記事が、オフラインで「タニモク」を開催したい方や、参加したいという方の参考になれば幸いです。

「タニモク」の台本や映写資料は、公式ホームページよりすべて無料でダウンロードできます。
友人同士や組織で「タニモク」を実施したいという方は、マニュアルをチェックしてみてください。

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