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相談先・選択肢を見つけてから決断しよう

「タニモク」は3~4人1組で目標をたてあうことで、自分の活かし方をみつけるワークショップです。
イベント ▶マニュアル ▶目次 ▶活用事例

こんにちは!「タニモク」編集部です。
「タニモク」のイベントの参加動機でもっとも多いのは、「先行きが不安でもやもやしており、他人から目標や行動のアイデアをもらうことで、突破口を得たい」というものです。そこで、今回は「相談先や選択肢を見つけてから決断する」ことの大切さについてお話します。


ご本人が思っているよりも選択肢はある

「タニモク」のイベントに参加される方は、「現状をよくする選択肢がない」と思い込んでしまっていることがあります。そして、選択肢が少ないことで、将来に向けてポジティブにいまの仕事や生き方をとらえにくくなっている傾向があるように思います。そこでお伝えしたいのは、「ご本人が思っている以上に、選択肢はある」ということです。

どうにも突破口を見いだせないと思い込んでいても、それはご本人の視野の中だけで考えていることです。しかし、他者の視点を借りてみてみると「実はこんなやり方もある」「こんな方法で解決したことがある」といった知見を得られたり、新たな視野を得たりすることが可能です。

どうしても苦しいとき、悩んでいるときは視野が狭くなりがちです。そんなときにちょっと相談したり、アドバイスを受けたりするだけで、視野が開けることがたくさんあります。ですので、まずは「選択肢がない」と思い込まず、積極的に意見やアドバイスを受けてみることをお勧めしたいと思います。


短期を追うよりも、中長期を見据えることが大事

もうひとつお伝えしたいことがあります。それが、「中長期の視点をもつ」ことです。現状に悩んでいると、つい短期の利益を追いがちになります。しかし、結果的には、ご本人がもっとも得たい未来や自分の在りたい状態から遠ざかることにもなりがちなんです。

そこで、ご紹介したいひとつの理論が、「山登り」理論です。クリス・ディクソンという投資家の記事を参考に解説します。

ここで紹介されているのは、目標となる「もっとも高い丘に到達する」方法についてです。霧で視界が悪い丘陵地帯という状況に置かれたとき、どうすればもっとも高い丘に到達できるのかをシミュレーションしています。

この状況で起こりがちなのが、たまたま目の前の低い丘があったことで、最終的に高い丘の頂上ではなく、その低い丘の頂上にしかいけなくなることです。こちらの記事でも、「目の前の坂の誘惑は強い。人々は体系的に長期的な報酬よりも短期的な報酬を過大評価する傾向がある」と指摘しています。

では、どうすればもっとも高い丘に登ることができるのか。ここで勧めているのは、まずは単純な山登りを行い、試してみて、一歩下がってどの丘がもっとも高い丘であるかを判断すること。そして、判断したら、迷わず登るとしています。まずは選択肢をもって、そこから自分がもっとも得たい未来を選択することが大切だというわけです。

時間は有限であり、その方の年齢やキャリアによってこの理論が必ずしも当たるとは限りませんが、それでも参考になることはあると思います。いまの状況に選択肢が見いだせない、腹落ちしていないということがありましたら、ぜひ「タニモク」のイベントに参加して、これまで見えていなかった選択肢を得てください。その中から、あなたに見えていなかった登ってみたい「高い丘」が見つかるかもしれません。


「タニモク」についてもっと知りたいと感じた方は、公式ホームページもご覧ください。
定期的に専任のファシリテーターが実施する「タニモク」を開催しているため、興味をもった方はぜひ体験してみてくださいね。

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