将来の目標はどうやってたてる?いい目標を考えるためのポイント
こんにちは!「タニモク」編集部です。
皆さんは、将来の目標をどのようにたてていますか?
また、たてた目標にむかって日々がんばっている実感がありますか?
日々、自分の将来や成長につながっている実感があれば充実するし、せっかくたてた目標も、達成できないと逆にやる気が下がったり、自信をなくしてしまうこともありますよね。
では、将来の目標は、どのような観点で設定し、達成に向けてどのように行動するとよいのでしょうか。
今回は、「タニモク」の考える目標について、個人の成長や物事の前進につながるポイントを交えてご紹介します。いい目標をたてるためのヒントや、行動を起こすきっかけとして、参考にしていただけると嬉しいです。
目標は「行動を起こすため」にたてるもの
「目標は、より具体的に」――そういわれがちですが、ときに目標は仮置きでゆるいものでも大丈夫、とタニモク編集部は考えています。理由は、現代は将来の予測が難しく、目標を定めても変更せざるをえなくなることが多くなっているから。それよりも、なんとなくこっちに行きたいという方角を定め、行動することが大事だと考えています。
なので、目標を「達成しなければならないもの」と重く考えるのではなく、ときに「仮置きするもの」として捉え、自分が行動を起こすため・周りに動いてもらうためのものだと考えてみてください。
そして、「目標を仮でたててみる」→「行動してみる」→「振り返ってみる」のサイクルを繰り返してみる。どんなに小さなステップであってもまずは実際に行動してみてください。目標をきっかけに行動と振り返りを続けることで、必ず行動の質があがっていくはずです。
いい目標を考えるための質問
仮置きとはいえ、目標の良し悪しは自分ではわかりにくいですよね。
そこで、ちょっと質問をあげてみました。
目標をたてたら、または、今までに挫折した目標があったら、以下の質問に合致しているかどうか、照らしあわせてみてください。
成功のイメージができていて、あなたのどういう強みを発揮してキャリアを積み上げていきたいか、本気でそれをやりたいと思っているのかは、目標をたてるうえで重要なポイントです。まだ具体的なイメージがないとしても、気持ちが高ぶるものかどうか、考えてみてください。
自分自身の将来の目標と、会社/組織の目標がある場合、それぞれの目標が合致していないと、組織にも同僚にも応援してもらえません。必要に応じて、組織があなたに求めるものと、自分が求めるものをすり合わせしてください。
ゼロから発揮したいと思うものでない限り、自分の強みや経験を活かせるものでないと、パフォーマンスを出すことはできません。反対に、自分の強みを活かせる目標と行動は、周りにも喜んでもらえ、行動を後押ししてもらえたり、助けてもらえると考えられます。
あなたの目標を達成することで、組織の人やお客さまのどのような喜びにつながるかを考えることも大切です。相手の喜ぶ姿が想像できると、自分のモチベーションにもつながります。
組織ではチームワークが大切です。適切に助け合える人がいないと、困難を乗り越えられません。あなたがたてた目標に対して、それを進める準備ができているか、周囲にサポート・協力をしてくれる人がいるかは重要なポイントです。
新しいこと・やりたいことを行うには、エネルギーが必要です。目標に向かうためにも、何を切り捨て、何に集中するかを考えることも大切です。ここで、一つの事例をご紹介します。
Apple社のスティーブ・ジョブズは、会議で10の課題が持ち寄られた際に、「上位の3つを残して後の7つは捨ててよい」と発言したそうです。
(引用元:https://ix-careercompass.jp/article/666/)
選択と集中するために、何をやめるのかを改めて考えてみましょう。
目標を達成するためには、何かしら行動を起こさなくてはなりません。「目標をたてたら初めに何をするのか」を具体的に決め、すぐに行動する。または、小さな行動をくり返すことで、目指す姿に近づきやすくなります。
「タニモク」のワークショップでは、「今すぐすること」「1週間後までにすること」など、実際に行う小さなアクションを言葉にすることで、少しでも前進できる工夫をしています。
ワクワクしない目標をたてても、行動に移してみたいという気持ちになれません。一方で、周囲が喜び、自分もハッピーになれる目標をたてると、周りの人も「それ面白いね」「ユニークだね」となって、あなたの目標に向けた応援者になってくれるかもしれません。
目標は行動・前進が大切
いかがでしたか?
いい目標をたてるには、
の観点が重要です。
今回の記事が、皆さんの目標づくりや行動の後押しになれば幸いです。
また、目標をたてるきっかけづくりや仲間づくりに、ぜひ「タニモク」をご活用ください!