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指摘しあえる関係はすばらしい。「異なる視点の意見」をもらうことの大切さ


こんにちは!「タニモク」編集部です。
皆さんには、「自分が意気揚々と話しているのに、相手から思うような反応を得られなかった」「よかれと思って発した言葉で相手を傷つけて悲しませてしまった」というような経験はありませんか?

今回は、「タニモク」のプロジェクトリーダーである三石のエピソードを例にしながら、「立場が違うと全く違う見え方をする」ことについてお話しします。

田舎での体験とSNS投稿

2018年のゴールデンウィークのこと。三石は家族とともに帰省し、子どもとカブトムシの幼虫を捕っていました。
カブトムシの幼虫は、腐葉土のようなふかふかで栄養がある土壌を好みます。
その時も、畑の肥料が山になっているところにスコップを入れると、ものの数分で十数匹のカブトムシの幼虫を発見。子どもも大興奮です。
そこで、子どもが幼虫を持って「捕れたよー!」と自慢している姿、10匹程の幼虫の写真を、「こんなに捕れました」とSNSに投稿しました。

後日、捕れた幼虫を持ち帰って保育園に届けると、園児にも大好評!
投稿にはたくさんの「いいね!」がつき、「どこでこんなに幼虫を見つけたんですか?息子が興奮しています」というメッセージが届くなど、コメント欄も大いに盛り上がっていたそうです。



気づかされた妻の一言

ところが、数日後、妻から「あの投稿は、よくないよ」と言われます。

何気なくSNSを見ていたら、いきなり「大量の幼虫」の写真が登場する。
虫が苦手な人にとっては「気持ち悪い」と感じるし、食事中の人にとっても気分のよいものではないかもしれない。
伝えたいことはわかるけど、大々的に幼虫が出てくる投稿を大衆向けのSNSで行うのはよくないよね。

そんな指摘でした。

三石自身は、田舎育ちということもあり幼虫に抵抗がなく、よかれと思って「子どもも楽しんでこんなことをやっています」と盛り上がっていたことでした。
妻からの一言で「確かにそうだな」と反省し、セグメント配信に設定を変更したそうです。



多角的な視点を持つことの大切さ

自分の立場から遠い存在ほど、その存在を意識できないことがあります。
三石のエピソードのように、自分が盛り上がったり喜んだりしているものでも、他人にとっては気分を害したり傷ついたりするものがあるかもしれない、という視点を持つことは大切です。

また、「こういうところがよくなかったです」「こういうところを気を付けたほうがいいです」と言い合える関係や、指摘してくれる人の数も重要です。
多角的な視点や至らなさは自分では気づきにくいですし、信頼度が高く、客観的な意見をもらえる存在は、年を重ねるごとに少なくなりがちだからです。


「タニモク」noteでは、これまでにも、さまざまな視点から選択肢を得ることの大切さをお話ししてきました。
そして、「タニモク」のワークショップは、多くの立場や角度からのさまざまな視点を得て自分を見つめたり、活かし方や伸びしろを見つけたり、多角的に指摘しあえる関係を得たりできる場です。

興味をもっていただけた方は、ぜひ一度「タニモク」参加してみてください。貴重な意見を受けて、自分の活かし方だけでなく、至らなさも見つけられるかもしれません。


「タニモク」についてもっと知りたいと感じた方は、公式ホームページもご覧ください。
定期的に専任のファシリテーターが実施する「タニモク」を開催しているため、興味をもった方はぜひ体験してみてくださいね。