【登壇レポート】ゼブラ企業フェスのワークショップで「タニモク」開催しました!
こんにちは!「タニモク」編集部です。
2024年6月21日、「ゼブラ企業(※)と100年後のわたしたち~町という日常で行う未来への対話~」(主催:ZEBRAHOOD2024実行委員会)が開催されました。このイベントは「下北沢の街を舞台にゼブラ企業を軸にさまざまな角度からインプットを行い、共に未来を考える場」。そのワークショップパートで「タニモク」を行いました。今回はその様子をレポートします!
※ゼブラ企業とは、「相利共生」をテーマとし、長期的な視点で社会性・経済性を両立させながら事業成長を目指すスタートアップ企業を指しています。
■開催概要
ファシリテーターは、「タニモク」の開発者でプロジェクトリーダーの三石原士が務めました。
◆開催日時:2024年6月21日
◆参加者:16人
◆開催方法:オフライン
◆今回のプログラム:「ゼブラ的な行動の切り口を得る。」
①自分の資源を探るワーク
②タニモク開始!(26分×3セッション)
1)主人公が「私の資源」を簡単に説明する(3分)
2)ほかの人が主人公に質問する(9分)
3)ほかの人が主人公の「理想の姿」を考え、まとめる(4分)
4)ほかの人が主人公に対してプレゼンテーションする(10分)
③自分の「理想の姿」をまとめる
■開始前の様子
開場は下北沢にある「SHIMOKITA COLEEGE」。
テーブルにはペンと紙のみ。それ以外は何もいりません。
続々と参加者が集まり、計16人でスタートしました。今回の参加者はゼブラ企業に興味のある社会人や学生が参加してくれました。
① 自分の資源を書く~今回の「タニモク」は「ゼブラ的カスタマイズ」~
真っ白な紙に絵を描いてもらうのが通常のタニモクですが、今回はちょっと違います。「解決したい社会課題へ向けた行動の切り口を得る」をテーマに、下記のシートをもとに「自分の資源」について5分でまとめます。
皆さんもくもくと書き始めます…。「社会課題」が書けない方にはそれ以外の部分を書くだけでOKとし、自分の資源から目標をたててもらいました。
タニモク開始
1)主人公が自分の「資源」を簡単に説明する(3分)
ここは「タニモク」と同じようになるべく簡単に「話足りないな…」くらいで説明を終えます。
2)ほかの人が主人公に質問する(9分)
次は質問タイム。今回は「あなたが解決したい社会課題を教えてください」という質問を皮切りに、主人公に質問してもらいました。
3)ほかの人が主人公の「理想の姿」を考え、まとめる(4分)
下のように、「私が●●さんだったら」ということで「社会課題に対する理想の姿」を書いてもらいました。この時、ポイントになるのは「無責任だけど、自分ができないことは書かないこと」です。
4)ほかの人が主人公に対してプレゼンテーションする(10分)
3)で書いたものを簡単にプレゼンし、それに対して今度は主人公が質問をします。それによってどんどんと行動が具体化されていきます。
②自分の「理想の姿」をまとめる
ほかの人からの理想の姿と実行する行動をもとに「ゼブラへの一歩」をそれぞれが書きます。中には「いっしょに歩んでくれる仲間を集う」などの具体的な内容を見られ、自分の行動の指針が決まった方もいたようでした。
■まとめ
三石からは「タニモク」を通じて学んだことが話されました。それは「大きな成長よりも、日々の小さな変化」。一足飛びに成長するのではなく、日々の積み重ねこそが大きな成長につながる。タニモクはそれを実感させてくれるワークショップです。ぜひ皆さんも一度体験してみてください!