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【開催レポート】パーソルキャリアの経営ボード同士で「タニモク」! 1年の振り返りと理想の姿を見出すワークショップ

こんにちは!「タニモク」編集部です。
2024年3月にパーソルキャリアの事業本部長以上が集まり、経営合宿が開催されました。その際、経営ボード同士の「タニモク」を開催!総勢25人が参加したタニモクについてレポートします。

■開催概要

ファシリテーターは、「タニモク」の開発者でプロジェクトリーダーの三石原士が務めました。

◆開催日時:2024年3月
◆参加者:パーソルキャリア株式会社 事業本部長以上25人
◆開催方法:オフライン
◆今回のプログラム
 ①「1年間の振り返り」をライフラインチャートで書く
 ②タニモクスタート!
 (1)主人公が「1年の振り返り」を説明
 (2)ほかの人が主人公に質問する
 (3)ほかの人が主人公の「理想の姿」を考え、まとめる
 (4)ほかの人が主人公に対してプレゼンテーションする
 ③自分の「理想の姿」をまとめる

なぜ経営合宿で「タニモク」を?

今回は、事業本部長以上の社員が率直に意見を伝え合える関係性を構築し、次の目標を考えるヒントになることを目的に行われました。そこでいつものタニモクとはちょっと違うプログラム構成となっています。
↓↓いつものタニモクはこちらからチェック↓↓

■プログラム①「1年間の振り返り」をライフラインチャートで書く(5分)

まずは参加している社員にライフラインチャートの説明。今回のライフラインチャートでは、横軸は昨年1年の時間を、縦軸に充実度を設定し、中心にある太線より上であれば充実していた、下であれば充実していなかったとしました。その際、ターニングポイントになった事柄があれば記載してもらいました。

▲ライフラインチャート サンプルスライド

■プログラム②「タニモク」スタート(90分)

ライフラインチャートが書き終わったら、(1)~(4)を人数分繰り返します。今回は3人1組で行ったので、1セッション30分×3人分=90分。

(1)主人公が「1年の振り返り」を説明(3分)

3人のうちの1人が主人公となり、自分のライフラインチャートを説明します。

自分の書いた紙をもとに昨年1年について振り返り。3分はあっという間!要点をさっと説明して時間がすぐに終わってしまいました。主人公は少し話足りない様子でしたが、次のプログラムへ!

(2)ほかの人が主人公に質問する(13分)

ここでは主人公以外の2人がたくさん質問を投げかけます。今回は最初に質問することが決まっていました。それは

という質問。
そこから主人公の1年をどんどん深堀りしていきます。最初は遠慮もあり、静かに会話が始まりましたが、5分も経つとどのテーブルも大きな声で質問と回答が飛び交いました。あまりに盛り上がりすぎて、ファシリテーターが止めても話し続けるほど!

(3)ほかの人が主人公の「理想の姿」を考え、まとめる(4分)

質問が終わると、主人公以外の2人が先ほどの質問の回答や自分の考えをもとに「主人公の1年後の理想の姿」をまとめます。考えている間、主人公は休憩!お茶やお菓子などを楽しむ方や少し散歩に行かれる方など、さまざまでした。

(4)ほかの人が主人公に対してプレゼンテーションする(2名で10分)

「タニモク」最後のプログラムは、主人公の「理想の姿」を考えた人から「私が〇〇さんだったら…」という枕詞を付けてのプレゼンテーション。2人のプレゼンが終了すると、「主人公からの質問」が始まります。(当日は照明を少し落とすことでプレゼン終了タイミングをお知らせしました。)
 
ここからが主人公にとって大事です。特に「どう思って提案したのか」「その選択肢に至ったポイントは何だったのか」など質問し、自分にはなかった視点を吸収していきます。
参加者からは「いいね~!それやろう!」「こんなフィードバックをもらえてうれしい!」など前向きな声が聞こえてきました。

■プログラム③自分の「理想の姿」をまとめる&シェアする

最後に今2人からもらった「理想の姿」をヒントに、自分で「理想の姿」をまとめていきます。

まとめた後には1人3分でシェアしました。

■まとめ

ファシリテーターの三石からは普段の「タニモク」プログラムのラップアップで話すことを伝えました。
1つ目は、「タニモク」の型はコーチング理論を用いた対話であること、2つ目は、未来は他人との対話の中から創られていくということ。「タニモク」で対話をすることで自己決定を促すことができる。自己決定できるからこそ行動に移せる、そして未来の選択肢が広がっていくことを伝え、ワークショップは終了しました。ワークショップ終了後の参加者から、「始まる前よりも打ち解け、表情が明るくなった」との感想もありました。

「タニモク」についてもっと知りたいと感じた方は、公式ホームページもご覧ください。
定期的に専任のファシリテーターが実施する「タニモク」を開催しているため、興味をもった方はぜひ体験してみてくださいね。

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