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【活用事例】人脈と可能性を拡大『はたらくが広がる研究所×「タニモク」』

「タニモク」は3~4人1組で目標をたてあうことで、自分の活かし方をみつけるワークショップです。
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こんにちは!「タニモク」編集部です。
noteでは「タニモク」を実施した団体の活用事例を定期的にご紹介しています。

今回は、コワーキングスペースのような研究所『Gokalab.』での事例です。参加者の声や、オフライン開催ならではのメリットなどをお伝えします。


実施団体と参加者

◆企業名:「はたらく」が広がる研究所『Gokalab.
◆実施時期:2023年3月28日(火)
◆実施場所:Gokalab.(長野県御代田町)でのオフライン開催
◆活用シーン:コンセプトである「はたらくが広がる」の実現
◆対象者:Gokalab.を利用している研究員
◆参加人数:8名


Gokalab.(ゴカラボ)とは

「Gokalab.」とは、2022年11月1日に開設された、株式会社はたらクリエイトが運営するコワーキングスペースのような『研究所』です。

株式会社はたらクリエイトでは『「はたらく」をクリエイトすることで仕事を楽しむ人を増やす』をミッションに掲げています。

Gokalab.の創設は、移住者が急増している長野県御代田町の「地域に仕事をするスペースが少ない」という地域課題を解決したいという想いからスタート。単に仕事をするだけの場ではなく、「はたらくが広がっていく」ような施設(研究所)にしたいと考えるようになったこと、立地場所が旧:伍賀村であったことから、「伍賀(ゴカ)」+「研究所(ラボ)」=「Gokalab.(ゴカラボ)」と名付けられたそうです。

Gokalab.のコンセプトは、大人から子どもまで「はたらくが広がる」ことに興味のある人が集まり、同じ空間ではたらき、実験し、共有していく場をつくっていくこと。利用者は研究員と呼ばれ、この施設でご自身の仕事を行いながら、「はたらくが広がる」ことに関する研究テーマを見つけ、実験していきます。今後は研究員それぞれが研究内容をシェアする会も開催予定だそうです。


「タニモク」実施のきっかけ

今回Gokalab.で「タニモク」を実施したのは、「タニモク」の写真素材撮影がきっかけでした。「タニモク」事務局では、「タニモク」の主催者が「タニモク」を告知する際、自由にご活用いただける写真素材の準備を進めてきました。そして今回、日頃Gokalab.を利用されている研究員の方々にワークショップを体験していただくとともに、写真撮影にご協力いただきました。


実施内容

・実施時間は、通常のタイムテーブル+撮影で3時間
・4人1組、2グループで実施
・テーマは「1年後のありたい姿(理想像)」

研究員の皆さんは全員が「タニモク」初参加でしたが、「名前を聞いたことがあった」「興味があったので参加できてよかった」という方も何名かいらっしゃいました。

ファシリテーターは、「タニモク」のプロジェクトリーダー、三石原士。「1年後のありたい姿(理想像)」をテーマとして、和やかな雰囲気でワークショップが進んでいきました。


開催時に意識したポイント

・男女比率を平等にする
・BGMを流す
・たてた目標(紙)を主人公にプレゼント
・ワークショップ後はランチ

今回参加いただいた研究員さんは男性4名、女性4名だったため、男女比が偏らないよう、2名ずつ2グループに分かれていただきました。また、日頃からGokalab.ではBGMが流れているので、BGMを流し、いつもと同じ雰囲気の中で実施しました。

主人公(目標を考えてもらう人)にたてた目標の紙をプレゼントし、形に残せるのも、オフラインならではのポイントです。

写真撮影後は、そのままランチタイムへ。ワークショップを実施したテーブルで食事をとったため、同じグループだったメンバーとより深いお話ができたようでした。

Gokalab.はオープンから数カ月であり、研究員さんも個々でお仕事をされていることから、それぞれ「何度も見かけているけれど、じっくりお話ししたことはない」方が多かったとのこと。「タニモク」によって交流のきっかけをつくることで「研究員同士の関係性の構築」や「人脈の拡大」を図ることもできました。


参加者の声

「タニモク」のワークショップにご参加いただいた、研究員の皆さんの感想を一部ご紹介します。

自分で目標をたてるときはつい現実的になってしまい、できない理由を並べてそれを正当化していました。そうして無難な目的に落ち着くものの、時間が経つと「何か違うな」となることも多かったです。今回は「他人に無責任に目標を考えてもらう」というプロセスがとてもおもしろく、目から鱗の目標をもらいました。

同じグループになった方々とはほぼ初対面でしたが、短時間でもその方の人柄を知れて嬉しかったです。また、普段自分の話をこんなにたくさん聴いてもらう機会がないので、とても貴重な時間でした。

絵におこす過程では、曖昧さを許容したまま表現できるところが気楽でした。もやもやを含めてグループのメンバーが目標を考えてくれるので、「後はお願いします!」と抱えている悩みを自分から一旦切り離すことができたのもよかったです。

短い時間ながらも相互理解が深まり、その人の「おそらく、こういうことをしたいんだろうな」という部分を感じられたのは嬉しかったですし、それをもとに、いい意味で無責任に目標を考えるのも楽しかったです。

自分では考えつかないようなことを言っていただいたのですが、「きっとどこか心の中にほんの少しでもあったことなんだろうな」とも感じました。そっと背中を押された感覚です。日頃Gokalab.にいるメンバーだからこそ、また集まってやってみたいと思いました。


担当者コメント

Gokalab.のスタッフで今回のワークショップを担当された佐藤克則さんに、今回のワークショップの感想を伺いました。

日頃ご利用いただいている場所で、研究員さん同士が交流できる機会があってよかったです。それぞれのお仕事や想いなどを共有できたことが、今後の研究員さん同士のつながりや可能性を広げることに結びついていくのでは、と期待しています。
残念ながら都合がつかず参加できなかった方もいらっしゃいますし、研究員の皆さんには引き続きGokalab.をご利用いただくので、またこのような機会を設けて「はたらくが広がる」を実現していけたらと思います。


「タニモク」編集部より

撮影やランチも含めると4時間という長丁場でしたが、休憩中やランチ中も、笑顔で途切れることなく会話が続いている点が印象的でした。
「せっかく同じ場所で働いているので、半年後にまたやりましょう」というやり取りもあり、とても嬉しかったです。ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

今回のワークショップの様子は、写真素材としてご利用いただけるよう現在準備中です。近日中にnoteにてお知らせしますので、お楽しみに!


「タニモク」の台本や映写資料は、公式ホームページよりすべて無料でダウンロードできます。
友人同士や組織で「タニモク」を実施したいという方は、マニュアルをチェックしてみてください。


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